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ニッポンセレクト.comのPR企画で、北海道真狩村にあるミネラルウォーター工場、株式会社ジャパン・ミネラルさんの取材をご用命いただき出向いてまいりました。
私の大好きな北海道、しかも初のニセコ!と、ワクワクしながら行ってきました。
本取材では水源地周辺の視察と工場見学とをご案内いただいたので長めです。
目次
水源地の視察編
まずは水源地風景の写真です。
羊蹄山写真3種
羊蹄山は、北海道後志地方の標高1,898mの山です。蝦夷富士とも呼ばれる活火山です。
天気が良かったので、青空と雪と羊蹄山が間近に拝めました。さすがニセコは4月でも雪が多いです。
ニセコから見る羊蹄山は東側ですから、朝日と撮るために5時半に撮影(この後また寝た)。
7時半にはレース状の雲から光が透けて、ベールのようでした。このあとの羊蹄山は1日中雲の中にもぐってしまいました。
以降はジャパンミネラルの西泉様に車でご案内いただきました。
ニセコアンヌプリ スキー場へ
アンヌプリは直接の水源地ではありませんが、周辺にあるスキー場です。パウダースノーのシーズンは終わったものの4月下旬でもまだ滑れるそうで、平日でも結構お客さんがいました。
ニセコは外国人資本が入り、海外からのスキー客が大量に来て持ち直しました。宿泊したホテルも、アジア人を中心にほぼ外国人客でした。日本でいっぱいお金使ってって!
ゴンドラとリフトがあります。ゴンドラに乗ってずんずんと上がっていきます。
これはいい眺め!
スキーヤーはシャバーッと滑っておられます。これだけ滑れたら楽しいでしょうね。
みどりの人…。
頭にカメラがついておられます。
すっかり普及したウェアラブルカメラですね。スキー滑走中の動画をはじめ、サーフィンやアウトドアスポーツの最中の写真、動画なども撮れます。
個人的には猫の首にぶら下げて、猫視点動画を撮ってみたいです。どっかに落としてこられそうだけど。
自衛隊員さんも訓練中でした。なんだか楽しそう?
案内してくださった西泉さんもスキーをされる方で、ニセコのパウダースノーは最高だとおっしゃっていました。関東からニセコに移住された理由のひとつでもあるとか。
黄砂で汚れていない真っ白のきれいな雪の上を滑ると、筋斗雲に乗って飛んでいる感覚だそうです。
私は生まれてこの方スキー、スノボをやったことがありません。運動神経のない私は確実に負傷する自信があるので、車の運転とスキーはやらないことに決めています。
そんなわけで、今回初めてスキー場のゲレンデに降り立つという貴重な機会をいただけたわけです。滑らなくても登れるんだ…。
羊蹄山の湧き水へ
続いて、羊蹄山の南にある湧水の里、羊蹄の湧き水へ。
こちらは今回取材するミネラルウォーター麗水の水源地のほど近くです。無料で湧水を汲めるスポットです。ここは来てみたかったのでうれしい!車じゃないと行けないところですね。
事前にネットで見たときに「ツワモノは湧水でお風呂の水まで汲んでいく」と書いてありました。
あはは、そんな人いるのか…と思って来たら、ツワモノいまくりでした。
向こうのおばちゃんは長靴装備で、完全に取水のプロです。
こちらの車は大量積載可能な給水車仕様です。
飲食店経営の方々なのでしょうか、空き焼酎ボトルを使ってバケツリレーのように汲みまくっています。想像のはるか上を行く光景でおもしろすぎました。
それにしても、湧き水のイメージってチョロチョロでしたが、ここはザバザバと豪快でした。
湧水をくみ上げる蛇口がついているのは便利ですね。
待ってたら私の順番が来なそうなので、ちょっと途切れたすきに「失礼します~」と水筒1杯分だけ汲ませてもらいました。
確かに味にくせがなく飲みやすい天然水ですね。口コミで広まり、札幌のほうからも車で汲みに来る方が多いとか。
カムイワッカ麗水の水源地へ
そしてそこから近くの、今回の取材商品であるミネラルウォーターの水が湧き出ているところへ。
なかなかのワイルドな道を進みますね。特に柵などはなく、普通に道路から入れる場所でした。4月の雪は固いので普通に上を歩けます…が、踏み抜いてズボッとはまった!
防水ブーツ履いてきてよかった…。
そしてこちらが麗水の取水地。さっきの湧水ザバザバをイメージしていたら、普通の池でした。
この水中のパイプで、湧き出しているところから直接取水して工場まで運んでいます。
周辺環境はこんな感じで、豊かな自然といろいろと興味深いところがありました。
工場見学編
カムイワッカ麗水工場へ
いよいよジャパンミネラルさんのナチュラルウォーター、カムイワッカ麗水工場に潜入します。
水のことならどんな質問にでも詳しくお答えくださった水のプロ、宮部様にご案内いただきました。
運よく(?)工場従業員さん達は取水地周辺の作業に出払っていました。機械自体は止まっていましたがすべての場所に立ち入らせてもらうことができました。
工場大好きな私、贅沢にひとり工場見学させてもらえてうれしい!
日本のミネラルウォーターは要殺菌
取水地から運ばれてきた水は、まずこの紫外線殺菌装置を通って…
加熱殺菌装置に入ります。
日本では市販の天然水は殺菌しないといけないことになっています。
殺菌方法は紫外線だけでもよいのですが、高温殺菌したほうがより安全なのです。
他社の水は紫外線殺菌のみで出荷されている商品もあります。理由は、燃料代がかかることや、単価の高い耐熱ペットボトルが必要になりコストがかかるためです。
このカムイワッカ麗水は取水した湧水の時点でほぼ無菌で、原水でも飲料水適合基準を満たしています。
取水地付近に他の工場や建物などがないこともありますが、通常自然界ではありえないことで謎だそうです。まさに神のなせる業!?
それでもダブルで殺菌されていればもう怖いものなしですね。おいしくゴクゴクいただいてきました。
さらに黒バージョンの10年保存版麗水は、オゾン殺菌も加わってトリプルで殺菌されています。超衛生的で安心安全。
海外のミネラルウォーターは塩素入り
有名な海外のミネラルウォーター、エ○アンやボル○ックは加熱殺菌をしていません。その代わりに、なんと塩素が入っているんだとか!試薬で調べれば塩素反応が出るそうです。
でも水道水みたいな塩素の臭いはしないけど…と思ったら、におうのはカルキ(塩素化合物)で、塩素というものは臭わないのだと教えていただきました。これは驚愕の新事実です。
いままで気づかず塩素飲んじゃってたのか…。
工場設備いろいろ
350ml、500mlのボトルに充填する機械。やけに黄色いのは、虫よけのために黄色のビニールカーテンを張っているからです。
梱包する機械。
これはペットボトルの元。
この試験管みたいなものを熱で柔らかくして金型の中に入れて、空気で膨らませて成型します。おもしろい!
こちらは新型の充填機。できたペットボトルがここに来て、ボトル洗浄と充填が行われます。
回っているところを見たい方は10秒動画をどうぞ(機械音が出ます)。
その後、ペットボトルについた水を吹き飛ばして乾かす機械を通ります。
ボトルはずんずん進み、人間の目で目視検査をされます。
そしてラベルをまとうのですが、こちらは特別ボトル。
北欧インテリアショップのBoConceptで購入者に配布しているノベルティでした。こういうオリジナルラベルでも商品を作ってくれるそうです。
丁寧にボトリングされて、羊蹄山のふもとからおいしい水たちが旅立っていくのです。
カムイワッカ麗水にかける想い
最後に、宮部さんにこのナチュラルウォーター麗水にかけるこだわりと想いを伺いました。
「天然の神様の恵みを受けて、流行り廃りに乗らずに100年先も同じ商品を大事に作っていきたい。
そのためにはきれいな水の湧き出る羊蹄山を守る必要がある。他の工場の排水やゴルフ場の農薬などで汚染されないために、それらを作らせない保護活動もしていく。」
ということをおっしゃっていました。
実際、ニセコでは外国人がゴルフ場を次々と買収しています。また、日本では土地を買うと地下資源まで全て買った人のものになるので、どういう使われ方をされるかわからないのです。
人間、空気の次に水がないと生きていかれませんから、水って本当に大事だと思います。自然の恵みの水を大切にいただきたいですね。
安全で美味しいお水をごちそうさまでした。
お忙しいところご対応いただいたジャパンミネラル社員の皆様、ありがとうございました!
●個人的にうろちょろした記録は、日常ブログの記事もどうぞ。
→倶知安から羊蹄山を見つつランチビュッフェへ
→日帰り温泉はニセコ駅より昆布駅幽泉閣がおすすめ