琵琶湖の観覧車イーゴスを解体するクレーン写真

※当サイトはPRを含んでいます

※追記
2013年12月に、全て解体完了しています。


 

昨日は、滋賀県大津市のびわ湖タワー遊園地の跡地で、廃墟になりつつあった観覧車イーゴスを撮影してまいりました。

えー、撮影したとさらっと言いましたが、こちらは東京都多摩市。さすがに気軽に行ける距離と交通費ではないので、しばし考えました。

しかし、これを逃したら、観覧車の解体なんて二度と見られないかも!しかも、日にちが経てばどんどんなくなる!と思い、1日空けて日帰りで視察に行くことにしたのです。

交通については、日常ブログの記事へ
→東京から京都は日帰り新幹線がお得

目的は、もちろん私の好きなクレーンと鉄骨写真撮影です。
堅田駅から歩いて、琵琶湖大橋のたもとへ向かいます。

イーゴス108

が、予想以上に鉄骨の減りか早かった…。

もう輪っか部分はちょっぴりしか残っておらず、ほとんど土台だけでした。
ああ残念…。

がしかし、せっかく来たからには撮影し倒して帰らねば!と、あらゆる角度から狙い撃ちしました。

以下、大量に撮った観覧車イーゴスさん大放出です。

中央のアップ。

滋賀の観覧車

ヤマダ電機の横から、赤いクレーンメインで。

クレーン

真下のかつての乗り場。

イーゴスのふもと

サビが好きな、錆萌えの方も結構いるようです。
私はサビ単体では萌えませんが、「錆+廃墟」は好きですね。

さびた鉄骨

ふもとにあるこのFotune Tellersの建物は、かつて遊園地があった頃の占いの館のようです。

FotuneTellers

すでに廃墟ですが、今は資材置き場のように使われている模様。

クレーン車と廃墟

かつてのきっぷ売場も残っています。1回600円。

大観覧車きっぷ売場

観覧車の周囲は空き地と田んぼが多いので、見通しがよく撮りやすいのが助かります。

しかし、目的の鉄骨が少ないので、私の感心ターゲットは働く人々に移りました。

この作業員さんたちが、かつては世界最大だった観覧車から、地道に鉄骨を取り外しているわけです。

びわ湖タワーと作業員

緑のクレーンが人を載せるゴンドラ用、赤白クレーンが観覧車の鉄骨を降しています。

上に2人、ゴンドラに2人。

観覧車解体作業

この方は何してるんだろう?

錆びた観覧車

鉄骨にワイヤーをかけているようでした。

ワイヤーを結ぶ

イーゴスにワイヤーを結ぶ

そして作業員さん、ボルトを外したあとに、鉄骨を思いっきりガンガン踏みつけてました(笑) 踏み外さないでね~!

観覧車解体作業中

錆びちゃって外れないのでしょうか。
蹴りのおかげで外れたようで、鉄骨の1ブロックがとりはずされました!

鉄骨吊り上げ

鉄骨吊り上げ

これは貴重な瞬間に立ち会えました!

ぶらりーん。

イーゴスの鉄骨

着陸!

クレーンと鉄骨

地上に降ろしてからは、赤い高所作業車も登場!

鉄骨と高所作業車

さらに小さい青クレーン車が働いて、こまごまと鉄骨整理をしていました。

クレーン車と鉄骨

そして、クレーン上で鉄骨を外す作業をしていた方々も、1段落して降りてきました。

ん、こっち見てはります?

高所作業中

なんと、手振ってくれた!\(^o^)/

ゴンドラと作業員

合流した滋賀の友人とキャホキャホ言いながら写真撮りまくっていたので、こちらに気づいたようです。これはうれしい♪

しかし、載り過ぎじゃないですか?! 1人外だし(笑)

骨がかなりなくなっていたのは残念でしたが、こんな写真も撮れたし、鉄骨&クレーン好き女としてはとても楽しい撮影出張でした(^o^)/

ちなみに、この観覧車はベトナムに渡り、再度組み立てられて活躍予定です。

営業を終えて十数年経ち、こんなに錆びサビになりましたが、壊れてはおらず毎月の点検ではちゃんと動いていたそうです。

解体作業は12月までの予定です。
関西方面の鉄骨好きな方は、ぜひ最後の太い支柱の取り外しまで見届けてやって下さい。