※本製品は販売終了しております。
先日、動画と写真のデジタルライフを考えるイベントに参加してきました。
昨今のクラウド系Webサービスや写真共有のサイトなどは、使える人はより便利に、使えない人は全く使わないという状況を生み出してしまっています。
そういうのが苦手な方でも簡単に写真や動画を楽しめるようにしよう!という趣旨の製品の紹介でした。
その中心となるのが、2010年10月に発売されたこちら。

謎の黒い箱です。
なんと、これがあればパソコンいらずでデジタルフォトフレームに写真を自動受信したり、デジカメの写真を送受信したりできちゃうという、画期的なものなのです!
たとえば、離れた家族にデジカメで撮った写真や動画を送りたいという時。
メールが使える方宛てなら添付でもいいですが、パソコンが苦手なご高齢の家族などには難しいです。
デジタルフォトフレームをプレゼントしたけど、写真の入れ替えができなくて飽きられてしまった…なんてことも…
携帯電話会社が発売しているデジフォトフレームもありますが、私も一度検討したものの、パケ代とか意外とコストがかかるんですよね。
そんな時にLANにつないだこのN-TRANSFERと、対応したデジフォトフレーム(S-Frame)をつないでおけば、この箱が勝手に写真をネットに取りに行って、メモリがいっぱいになるまで自動で写真データを追加してくれるんです。
送る側は、FileJetというサービスに登録して、PCから画像データをアップするシステムです。
もしくは、送信側もN-TRANSFERをつないでいれば、そこに画像データの入ったUSBをプスッとさすと、PCなしで自動でアップすることも可能!
ただし、さしたメモリ内のデータが全部飛んでいくので、うっかり恥ずかしい写真が入ってると大変なことになりますのでご注意を…
対応している装置のひとつがこちら。

この機種はハイビジョン動画対応で、静止画も動画も再生できます。画質もかなりきれいでしたよ☆
はるばる大阪からやって来られた、NTT西日本の社員さん解説中。

惜しむらくは、一度デジフォトフレームに入った画像の削除はネットからはできないことと、無線LANでの接続ができないことですな。
私も実家に置くのにいいなーと思ったものの、置きたい場所がLANから遠いので、ちと保留です。現在検討中だそうなので、対応に期待して待ちます!
しかし、N-TRANSFERって見た目地味だし、名前もなんだかとっつきづらいなーと思っていたところ、使用例のプレゼンをされたネタフルのコグレマサトさんいわく、
エヌトラでいいんじゃない?と。

トラ!にゃー!