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1ヶ月ほど、シグマの一眼レフ用高倍率ズームレンズ18-200mm F3.5-6.3 DC MACRO OS HSMをお借りして使ってみた感想です。
当時愛用していた、タムロンの18-270mmとの比較も交えつつ。
目次
シグマとタムロンの比較
表にまとめてみました。本来は、シグマの18-250mmのレンズの方が焦点距離が近いのでそれと比較したほうがいい気がしますが、私が使ったことがないですし今回はこれで。
すぐれている方が赤字です。
シグマ 18-200mm | TAMRON 18-270mm | |
---|---|---|
焦点距離 | 18~200 mm | 18~270 mm |
最短撮影距離 | 0.39 m | 0.49 m |
最大撮影倍率 | 1:3 倍 | 1:3.8 倍 |
最大径×長さ | 70.7×86 mm | 74.4×88 mm |
重量 | 430g | 450 g |
対応メーカー | ニコン、キヤノン | ニコン、キヤノン、ソニー |
比較結果をわかりやすく言うと、タムロンの方が望遠で遠くのものが大きく撮れます。
シグマは200mmまでの望遠だけど、最短撮影距離が短くて最大撮影倍率が大きいので、結果としてマクロっぽい接写写真ならシグマの方が大きく撮れます。
デザインは、シグマの方が細くて軽くて黒一色で、数字のフォントもすっきりしていて、スタイルも良いイケメンです(?)。
あと、現行のモデルではシグマはMADE IN JAPANの日本製、タムロンは中国製です。
あらら、私の愛用のタムロンさん、分が悪い?!
でも一概にスペックでは良し悪しがはかれないので、以下使用感も交えて書いていきます。
広角と望遠の写真
うちの教室の廊下からの風景です。天気がいいと富士山が見えるのですが、この日はちょっとどんより。
一番広角の18mmで撮った写真がこちら。ここに私の好物のクレーンが5本いますが、ほとんど見えません。
200mmの望遠で撮ってみると、ハッキリニョッキリと!
比較用に、タムロンの270mmだとこんな感じでさらにズームします。
鳥を撮るとか、近寄ると逃げる野良猫を撮るとかしない方であれば、200mmでもそんなに不自由は感じないと思います。私はそれぞれ撮るので270mm欲しいのですが。
ズームの回転方向はキヤノンと同じ、ニコンは逆
このレンズはニコン用、キヤノン用があります。
ズームの回転方向は、
シグマ… キヤノンと同じ
タムロン… ニコンと同じ
回転方向なので、それぞれ慣れている方が違和感がないと思います。
ニコン・タムロンユーザーの私は、このレンズで考えずにズームレンズをぐりっと回すと、望遠にしようと思ったのに思いっきり広角に引いちゃったりします…。
あと、手ぶれ補正はタムロンに比べて弱めです。
私の撮影した写真ではブレは出ていませんでしたが、望遠は特にブレやすいので気になる方は気になるかも。
色味はシグマの方が好み
ニコンのD5100で同じ設定に固定して、2つのレンズで画質を撮り比べてみました。
こちらがシグマ。
タムロン。
このサイズじゃ、パッと見ほとんどわかりませんね。
中央部付近をピクセル等倍で切り出してみました(クリックで拡大)。
まあ、並べてよーく見ないと私には違いがわかりませんが。
バッテリーの減りが超早い!
普段の1泊旅行だと、ニコンD5100とタムロンのレンズなら、フル充電していけば余裕で2日間数百枚撮影できます。
が、今回このレンズで青森・秋田1泊旅行に行った際は、いつもの調子で撮っていたら2日目の夕方にはバッテリーが切れてしまいました!
なんだ、カメラ壊れたか?!と思ったのですが、どうやら18-200mm F3.5-6.3 DC MACRO OS HSMの手ぶれ補正が強烈に電池を食っているようです。
私の体感では、タムロンのレンズの倍は早くバッテリーを消費します。
ライブビューを使わない一眼レフはバッテリーの持ちが良いのがメリットですが、レンズでこれだけ消費電力が変わるとは意外な盲点でした。
旅行に連れていく際は、1泊でも充電器必須です。次の新潟旅行の時はちゃんと充電器も持っていきました。
その時撮影した写真は日常ブログへ(スマホで撮ったのも混じってますが)
↓
SIGMA 18-200mm F3.5-6.3 DC MACRO OS HSMはこんな人におすすめ
- レンズ1本だけで広角~そこそこ望遠まできれいに撮りたい
- なるべく軽くてスリムなレンズがいい
- 価格もそこそこ安いのがいい
- 鳥を大きく撮るまでのズームは不要
- バッテリーは1日持てばよい