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2016年12月発売のオリンパス一眼カメラ、OM-D E-M1 Mark IIをいじくってまいりました。その感想レビューです。
目次
無音シャッター撮影
私のカメラのこだわりの一つが「完全に無音で撮影ができるかどうか」。
一眼レフのシャキーン!というシャッター音が好きな方も多いですが、私はなるべく音をさせずに撮りたいのです。
オリンパスはPENシリーズには無音機能はありませんが、OM-D E-M1 Mark IIに限らず、E-M1、E-M5 Mark II、E-M10 Mark IIなど、最近の(初代E-M5、E-M10以外)OMーDシリーズは無音でシャッターが切れるのです。
正確には「静音撮影」という機能ですが、実際はほぼ無音です。
無音で連写
静音モードの連写は、
AF追従ありの 低速L 約18コマ/秒
AF固定の 高速H 約60コマ/秒
の2つがあります。
無音高速撮影はまったく音がしないので、うっかりシャッターを押しっぱなしていると知らぬ間にとんでもない枚数が撮れてしまいます。そして、長らくの書き込み待ちで撮れなくなる羽目に。
UHS-Ⅱ U3レベルの書き込みの速いSDカードを使った方がよいです。4K動画も対応したことですし。
ちなみにOM-D E-M1 Mark IIはSD2枚差しOKで、スロット1のみUHS-Ⅱ対応。
1をRAW、2をJPEG記録に設定しておくのもおすすめです。
プロキャプチャー連写は過去が撮れる
もう1つ、ProCapと書いた見慣れない連写モードがありました。
これは新機能「プロキャプチャーモード」で、シャッター半押し時からすでに内部で記録が始まっていて、シャッターを押した瞬間からさかのぼった写真までも撮影ができます。つまり過去が撮れている感覚です。
猫の飛ぶ瞬間撮りたいな、飛ぶかな…飛ばないな…うわー今飛ぶか、押し損ねた!みたいな時でも、半押しして待っていれば飛ぶ瞬間がすでに撮れているというわけです。
これはデジタルならではの便利技。時間を操っている気分です。
バリアングル液晶稼働とファインダーは同時使用不可
E-M1 Mark IIは3.0型2軸可動式液晶、つまり縦位置で構えても液晶が見やすい角度に動かせるタイプです。PENは横位置のみです。
ただし、ちょっとだけ不便な点を発見してしまいました。
液晶を開いているときはファインダー(EVF)がオフになってしまうのです。つまり、液晶を収納位置にピチッと収めておかないと、ファインダーをのぞいても何も映らないのです。
液晶開きながらなんかファインダー見ないよ!という方はいいのですが、猫撮りなどでバリアングルしつつ今だけちょっと覗きたい、ということも(私の場合)意外とありそうです。
その場合は液晶をきちんとしまってから覗かないとです。地味に不便。
ただ単に私が面倒くさがり屋なだけだという話もあります。
レンズ M.ZUIKO DIGITAL ED 25mm F1.2 PRO
ちなみに今回OM-D E-M1 Mark IIにセットされていたのはこのレンズです。
OLYMPUS マイクロフォーサーズレンズ M.ZUIKO DIGITAL ED 25mm F1.2 PRO
撮って出しのサンプルJPEGです。
f/1.2
1/400s
ISO-200
↓タップすると5184*3888の巨大画像が別タブで開きます。見終わったら閉じてください。
OM-D E-M1 Mark II本体はもちろん、M.ZUIKO DIGITAL ED 25mm F1.2 PROも「防塵・防滴」です。
雨の日や風の日にカメラに気を使わなくていいのはいいですね。