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暑い夏に元気なお花といえばヒマワリですね。今回はヒマワリの花撮影のコツです。
東京多摩地区のひまわり撮影スポットなら、いまは昭和記念公園がおススメですよ。
晴れの日がおすすめ
うちのカメラ教室では、ほかの花撮影は光がマイルドに回る曇りの日を結構推しています。しかし、ヒマワリはやっぱり晴れの日がベストです。
晴れの日だと夏らしいという理由もありますが、黄色いひまわりは青い空をバックにして撮ると、それぞれの色がとても引き立ちます。
青と黄色(正確にはオレンジ)は、補色(反対色)という関係なので、お互いの色を引き立て合う相乗効果があるのです。
これは補色調和とも言います。
空を青く撮るには?の記事でも書きましたとおり、より青く撮るには順光で撮影することです。
ひまわりは日の方を向いていない
向日葵という名前の通り常にお花の顔が太陽を向いているだろうから、正面から花を撮ればいつでも順光!と思っておりました。
が、いろいろと調べていたら判明した衝撃の事実が。
若いひまわりは常に太陽の方を向いているけど、完全に花が開いたひまわりは東を向いたままほとんど動かないんだとか…!
事実の解明と写真撮影に、ひまわり畑に向かいました。
ヒマワリ実写
もうひとつ、個人的な目標であった「青空バックのひまわり写真撮る!」も実践してきました。
私、暑いのは苦手なんですが、自分で撮った写真に青空とひまわりが1枚もないことに気がつきました。
これはカメラインストラクターとしては不甲斐無し!と思っておったので、苦手な猛暑の中ですが8月に気合を入れて行ってきました。
お伺いしたのは、こうちゃんちの野菜in世田谷のひまわり畑です。
※追記 2019年からひまわり畑は休止されるとのことです。
ひまわりの数は、何と2万本!顔つきもあります。
東京の世田谷区なのに、こんなひまわり畑があるのかー!と驚きの場所でした。
しかも無料で開放してくださっている、大変ありがたい場所です。感謝!
さて、ひまわりは実際に東の方を向いているのかどうか。
確かに、午後はこんな感じで誰も太陽の方を向いていません。みな思いっきり背を向けられておりました。真相解明しました。
青空をバックで撮りたかったら、順光になっている午前中に撮りに行きましょう。
空をより青く撮るには順光で撮影することです。
そして、立ったまま撮ってもバックは青空だけにはなりません。
かなり低い位置から、背景に余計なものが写らなくなるまで下がったアングルで見上げるように撮りましょう。
こうちゃんちのひまわりは思いのほか背が低かったので、上の写真を撮っている私は、こんなになって花に埋もれています(連れに撮られてた)。
花が影になって暗かったら、露出補正はプラスですよ。
空の青が濃ければ露出補正をプラスにしても色が飛びませんので、うんと明るく撮ってみるのもいいですよ。
ここのひまわり畑だったら、やや広角でたくさん入れてもにぎやかで良いですね。
都内でひまわりが撮りたい方は行ってみてください!
ただ、日陰がほとんどない場所なので熱中症にはご注意ですよ。お手洗いもありませんので滞在時間は短めでどうぞ。
まとめ
- 青空バックで撮るなら午前中
- ローアングル(低い位置)から撮る
- 露出はプラスで明るく
- 人間の水分補給も忘れずに
おまけの虫写真
バッタや花粉まみれの虫やミツバチもいましたよ(私は虫も好き)。