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モニターキャンペーンでエプソンカラリオのプリンターをお借りして、使ってみた感想記事です。
EPSON インクジェット複合機 Colorio EP-976A3
目次
超コンパクトなA3プリンター
このプリンターはA3印刷ができるにもかかわらず、以前のA4プリンターとほぼ同サイズなのです!
上…大幅に小型化したA4プリンター。
中…この EP-976A3。
下…2年前のA4プリンター。
これなら置き場所にも困りません。おまけに値段もそれほど差がないようです。
A3用紙は必要なときに後ろから手差しします。1枚当たりの印刷時間は約3分です。
これだったら普通のプリンターとして買って、もし必要ならA3も印刷できちゃうという扱いでもいいかも。
フレームもつけられる
プリンターの機能のひとつに、ふちをつける印刷があります。あえてふち有りにするのです。
こういうフレームは、もちろんパソコンで加工してつけることもできます。しかし、ふちなし印刷に設定して印刷すると、微妙に各辺のフレームがずれることもあって難しいのです。
それがプリンターに任せれば、きっちり四辺均等のフレームにしてくれて出てきます!
色は白と黒、太さも4段階くらいあります。同じ写真でもかなり印象が変わりますね。
3D印刷が斬新
この機能はA4モデルの Colorio EP-806AW にもついているのですが、スマホのアプリ「3D Frame Print」から専用の3D用紙に印刷すると、なんと3Dポストカードができてしまうのです!
用紙は1枚400円程度で発売予定とのことです。もともとスジスジが入ったプラスチック製のシートです。
こんな感じに印刷されます。左が印刷物、右はiPadの画面です。
反転印刷されるので、裏に保護用のシートを貼り付けます。
中の写真は3Dにはなりませんが、用意されているフレームが立体に見えるのですよ!
って、2次元の画面ではお伝えできないのが残念…。
ちなみに、このカードを入れる専用のケースもプリントできます。
色編集一覧印刷が色合わせに便利
写真を印刷する方からよく聞かれるのが、液晶画面で見た時の色と、印刷した写真の色が合わない!というご不満です。
モニターキャリブレーションなどで印刷色を合わせることはできるのですが、機材もしっかりしたものはかなり高額ですし、パソコンが苦手な方にはちょっと敷居が高い作業です。
しかし、エプソンのカラリオEP-976A3には、キャリブレーション不要で、思った通りの色で印刷できる新機能があります!
それが、色編集一覧印刷です。以下にご説明します。
色編集一覧印刷の操作手順
まずは、目的の写真が入ったSDカードを用意します。
SDカードをプリンターにセットすると、自動で画面が起動します。
そのあとの印刷方法はちょっと手数が多いので、下記の順でタッチパネルを押してってください。
写真
→写真の編集
→写真をタップ
→次へ
→一覧印刷
→次へ
→用紙や品質を選ぶ
→設定確認
→スタート
こんな感じで印刷されてきます。
これを見て、明るさ調整、コントラスト、鮮やかさ調整、色調補正の数値を確認します。
そして「写真の編集」から再度お好みの調整をして印刷すれば、確実に色の合った印刷ができるというわけです。
プリンターだけで作業できて、色合わせに大変便利です。すばらしい。
Exif情報が印刷できる
当方のカメラ教室では、少し撮り方に慣れたカメラ女子受講者様には、絞りやシャッタースピードなどもレッスンしております。
しかし、あとで写真を見ても「自分がどういう設定で撮ったのか忘れた!」ということもよくあります。
そんな時に活用したいのが、Exif情報です。
Exif(イグジフ)とは
写真を撮影した日時や、カメラでどのような設定をしていたかという情報です。
日時、露出補正、シャッタースピード、絞り、カメラの機種などが記録されています。
写真を見ても表面上には見えませんが、見えないところにExifが記録されているのです。
ちなみにWindowsなら、画像を右クリック→プロパティ→詳細、で見られます。
ちなみに、不用意にネットに写真原本を公開するとExifを見ればいつ撮影したのかなども知れてしまいます。今のSNSはアップした時点で自動でExif削除されるので安全です。
撮影情報付印刷の手順
そのExif情報付き写真印刷の方法です。操作手順は以下にご説明します。
まずは、目的の写真が入ったSDカードを用意します。
SDカードをプリンターにセットすると、自動で画面が起動します。
そのあとは、下記の順でタッチパネルを押してってください。
写真
→写真の編集
→写真をタップ
→次へ
→フレーム・撮影情報付印刷
→次へ
→フレームを選択する
→カレンダーやCDジャケットもあり
→Exif情報を入れる
→用紙や品質を選ぶ
→設定確認
→スタート
こんな感じで印刷されてきます。
ちなみにこれは、私が担当したNHK文化センターのカメラ女子講座をご受講の方にご提出いただいた写真一覧です。このExif情報をご覧いただきながら、講評に使用した際の写真です。
たとえば、水滴粒々の噴水を撮るには…
1/1600秒の速いシャッタースピードで撮れば、このくらい止めて撮れるんだ!などがわかります。この方はコンデジなのですが、とてもお上手に撮られています。
印刷した光沢用紙はこちらです。
EPSON 写真用紙クリスピア<高光沢>A4 20枚 KA420SCKR
少し値が張りますが、EPSONのプリンターとは相性バッチリで写真もきれいですよ!