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FUJIFILMのプレミアムコンパクトカメラ、X20 を1ヶ月ほどお借りして使ってみて、いろいろ撮影してみた感想口コミです。
あちこちメタリックで重厚感があって、個人的にメカメカしいのは好きです。
右の前面と、背面の親指の位置にもグリップがあるので、かなりホールド感が良いのも気に入りました。
こだわりのMADE IN JAPAN。日本製です。
ズボラーな私、以前お借りしたX-Pro1 のように、単焦点でくるくるレンズを取り換えないといけないカメラはつけ外しが面倒で付けっぱなしになってしまいます。
今回のX20はズームレンズなので、このレンズだけで広角から望遠まで撮れて楽ちん!
って、コンパクトデジカメなので替えたくてもレンズは外れませんが。
レンズを回して電源オン!
また別に以前お借りしたXF1 と同様、X20も電源ボタンがなく、レンズを回せば電源が入る仕様です。
XF1の レンズを引っ張り出す→回す→引っ張り出す という工程に対し、
X20は 回す のみなので素早いオンオフが可能です。
その分少し出っ張りますが、常時15cmも出っ張ってる私の一眼レフに比べたら平らも同然で持ち運び楽々です。
ふた付きでは回せない
そしてこのレンズのキャップがまためずらしく、金属のふたをカポッとはめる式なのです。
ただし、はまっているとレンズは回りませんので電源オンにはできません。
電源オフから画像再生だけしたい場合、再生ボタン長押しで再生可能です。
あと、何かに引っ掛けると外れそうなのでなくさないように気を付けてください。
マクロのボケっぷりがすごい
背景をぼかすコツのひとつは、被写体に最短距離まで近寄ることです。
X20はスーパーマクロ時の最短撮影距離はわずか1cmなので、花にも引っ付くくらいまで近寄れます。
でも引っ付けると花粉まみれで大変なことになるので気をつけましょう(ちょっと付いた)。
で、撮ってみた画像がこちら。ボケマックス!
後ろの方は何の物体だかわからないくらいに激しくボケます。
ちなみにこの花のマクロ撮影はこんな感じです。
雄しべの花粉の粒状感も!
ガーベラの花びら1枚1枚も!
これはホワイトバランスオートで撮ったら、緑がかってしまいました。
そして肉もやしの匂ってきそうなジューシー感も!
これは白熱灯のライティングでしたが、WBオートで結構いい色に写っています。
さらに、ムスカリのバックの光の玉ボケが超きれいです♪
若干ボケ味はのっぺりしているかなーと感じましたが、コンデジなら十分満足いく画質と解像感です。
お花撮影と、派手にぼかしたい写真にはうってつけですね。
露出補正のダイヤルは便利だけど…
うちのカメラ講座で口酸っぱくお教えしている露出補正が、右端のダイヤルひとつでできるのは便利です。
が、いかんせん固い!
かなり親指に力をこめないと回りません。
誤作動防止かと思いきや、その下背面のメインコマンドダイヤルは拍子抜けするくらい軽く回ってアンバランスです。
富士フィルムさん、次回は是非、露出補正ダイヤルももうちっと軽めでお願いします。
多重露光でお花2倍盛り
Adv.モードの中に「多重露出」という機能があります。
これは2回撮影した画像を重ね合わせて、1枚の写真に合成する機能です。
河津桜を普通に撮っても平凡なので…
これを使って、マクロで少しずらして重ねれば2倍咲いてる風に!一面ピンク!
あと、こちらの2記事の写真はすべてX20で撮っていますのでご参考にどうぞ。
[レポ]府中梅まつり写真撮影教室とビール工場見学2013
桃の花写真の撮り方は?
再生ボタン長押しで電源オフから画像再生できます。
fly様
ご指摘ありがとうございます。失礼しました。
修正いたしました。