ミラーレス一眼の高倍率ズームレンズはパナソニックLUMIX G VARIO 14-140mmだけ手ぶれ補正付

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今回は私が最近一番使っているレンズ、LUMIX G VARIO 14-140mm/F3.5-5.6 ASPH./POWER O.I.S. H-FS14140のレビューです。

Panasonic マイクロフォーサーズ用 交換レンズ LUMIX G VARIO 14-140mm /F3.5-5.6 ASPH. / POWER O.I.S. シルバー H-FS14140-S
Panasonic マイクロフォーサーズ用 交換レンズ LUMIX G VARIO 14-140mm /F3.5-5.6 ASPH. / POWER O.I.S. シルバー H-FS14140-S

黒もあります。

Panasonic マイクロフォーサーズ用 交換レンズ LUMIX G VARIO 14-140mm /F3.5-5.6 ASPH. / POWER O.I.S. ブラック H-FS14140-K
Panasonic マイクロフォーサーズ用 交換レンズ LUMIX G VARIO 14-140mm /F3.5-5.6 ASPH. / POWER O.I.S. ブラック H-FS14140-K

マイクロフォーサーズのレンズはオリンパスでもパナソニックでも使える

初心者の受講者様にお教えしていると、「カメラと同じメーカーのレンズしか使えないと思っていた!」とおっしゃる方も多いです。

レンズには「マウント」というくっつけ口の規格があります。現行のオリンパスとパナソニックの一眼カメラは「マイクロフォーサーズ」という規格のマウントなので、そのレンズならどのメーカーが作ったものでもそのままくっつけられます。

なので、私もオリンパスのEーPL5にパナソニックのこのレンズをくっつけて撮っているわけです。

LUMIX G VARIO 14-140mm/F3.5-5.6 ASPH./POWER O.I.S. H-FS14140

ちなみに、ソニー、ニコン、キヤノンなどの小型一眼カメラは独自のマウントなので形が違います。

パナソニック、オリンパス、タムロンの高倍率レンズ比較

面倒くさがりの私は、1本で広角から望遠まで無難に撮れる高倍率ズームレンズが好きなのです。

現在販売されているマイクロフォーサーズ用高倍率3本を比較検討して、どれを買うか長らく考えておりました。

パナソニックには1つ型落ちの同じ14-150mmのレンズがあって多少安いですが、そちらはスペック的にあまり魅力を感じなかったので選外となりました。

仕様はこちら。すぐれているものが赤字です。
本日現在の価格は、各商品名をクリックしてAmazonでご確認ください。

  パナソニックLUMIX G VARIO 14-140mm/F3.5-5.6 ASPH./POWER O.I.S. H-FS14140
Panasonic マイクロフォーサーズ用 交換レンズ LUMIX G VARIO 14-140mm /F3.5-5.6 ASPH. / POWER O.I.S. シルバー H-FS14140-S
オリンパスM.ZUIKO DIGITAL ED 14-150mm F4.0-5.6
OLYMPUS 標準ズームレンズ M.ZUIKO DIGITAL ED 14-150mm F4.0-5.6
タムロン14-150mm F/3.5-5.8 Di III (Model C001)
TAMRON 高倍率ズームレンズ 14-150mm F3.5-5.8 DiIII マイクロフォーサーズ用 ミラーレスカメラ マイクロフォーサーズ専用 シルバー C001F-SILVER
焦点距離 14~140 mm 14~150 mm 14~150 mm
F値 3.5 4 3.5
最短撮影距離 0.3m(焦点距離14-21mm時) 0.5m~∞(焦点距離22-140mm時) 0.5 m 0.5 m
最大撮影倍率 0.25 倍 0.22 倍 0.26 倍
レンズ内手ぶれ補正 あり なし なし
最大径×長さ 67×75 mm 63.5×83 mm 63.5×80.4 mm
重量 265g 260 g 285 g

スペックと値段を総合的に考えると、「これが最強!」っていう1本が無いのですよ。やはり3社がんばってますね。

そんな中でも、パナソニックを選んだ理由は以下の2つです。

パナソニックは手ぶれ補正が魅力

手ブレ補正については オリンパスのミラーレス一眼カメラPEN Lite E-PL7は、手ぶれ補正もレンズも自撮りも進化! でも詳しく書きましたが、私の持っているPL5はAF中の手ブレ補正が効きません。

これが無いと望遠側がブレて撮りづらくなるので、一番の決め手はパナソニックだけがレンズ内手ぶれ補正採用という点でした。

タムロンの一眼レフ用高倍率ズームはレンズの手ブレ補正にかなりこだわっていたので、マイクロフォーサーズ用も付けてくるものと思ってずっと発売を待ってたのに、まさかの非搭載でした。

他の2社よりレンズ枚数が多くて重くなっているので、せめて直径サイズはオリンパスと同じにして対抗したいというタムロンのこだわりだったのかな。

オリンパスのE-PL7や上位機種みたいにAF中に手ぶれ補正が効くカメラなら全然こだわらなくていいので、どのメーカーでも良いと思います。

パナソニックのカメラならこのレンズが良いです。

最短撮影距離30cmなのは広角だけ

もう一つ、パナを選んだ理由が他2社より被写体に寄れるという点でした。座ったまま料理を撮るときなどは30cm位じゃないときついです。

しかし、これは広角側だけなんですよね…。ちょっとでもズームにすると50cmになってしまい、他の2本と変わりませんでした。うーん、遠い。

ちなみに、望遠140mmで最短50cmまで寄って撮るのが一番大きく撮れます。距離感はこんな感じ。

LUMIX G VARIO 14-140mm/F3.5-5.6 ASPH./POWER O.I.S. H-FS14140の最短距離

そのスライム氏がこんな具合に写ります。

スライムのアップ

レンズのカラーバリエーション

パナソニックは、上述の通りレンズの色がシルバーと黒の2色があります。

オリンパスは黒のみ、タムロンは「シルバーと黒のツートンカラー」のと黒です。

私のカメラはボディがシルバーなので、デザイン的にはパナソニックのシルバーが一番すっきりしてベストでした。伸ばすと中の筒は黒いんですが。

LUMIX G VARIO 14-140mm/F3.5-5.6 ASPH./POWER O.I.S. H-FS14140

どれが買い?

  • パナのカメラと、オリンパスでもレンズ内手ぶれ補正が必要ならパナソニック
  • ちょっとでも軽くて望遠が効いて黒いのが良ければオリンパス
  • 3つの中では安くて細いのが良ければタムロン

と、画質は抜きにしてスペックで判断してまとめると以上です。