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先日、ソニーマーケティング株式会社にて行われた、αアンバサダープログラムキックオフミーティングに参加してきました。
簡単に言うと、ソニー一眼カメラの大使として魅力を伝えていく係りに選ばれた人の会です。
正直私、ソニー製のカメラは一度も買ったことがありません。嫌いじゃないんですが、あえて選択に残らなかったというか。あ、一眼NEXシリーズのボタンの少なさは操作しづらくてちょっと苦手です…。ごめん。
メーカー問わずお教えできるのが売りの我がカメラ教室、ソニーユーザーの受講者様もお見えになるので、勉強もかねて手を挙げたわけです。
あと、唯一ソニーで「これはちょっと欲しい」と思っていたカメラ、α6000(ILCE-6000L)の貸し出しもあったからなんですね。このカメラについては後日詳しく書きます。
ソニーのカメラに対する思い
ソニーのカメラづくりに対するこだわりは、誰もやってこなかった基本性能をコンパクトなサイズで実現するということです。
作りたいカメラがあった時に、それを部品ベースから作ってきたということで、部品も自前で開発しています。
最近は、他社で作った部品(OEM)をメーカーで組み立てているだけということもあります。その方がコスト削減できますが、オリジナリティが出せるのはやはりソニーのような自社開発です。
どうりでソニーさん、レンズの形のカメラなんて突飛な製品も作っちゃうわけですね(これもちょっと使いたい)。
SONY デジタルカメラ Cyber-shot レンズスタイルカメラ QX10 ホワイト DSC-QX10-W
小型一眼にもこだわる
小型のデジタル一眼カメラとしては、2009年にNEX5がデビューしました。ソニーのミラーレスカメラは、やはり独自の「Eマウント」というレンズのくっつけ口を採用しています。
オリンパスやパナソニックの「マイクロフォーサーズ」のマウントとは形が違いますので、レンズの互換性はありません。Eマウントレンズは順次拡充していくとのことです。
デジカメのフィルムにあたるイメージセンサーも、フルサイズか、最低でもAPS-Cという大きいサイズのものを積んでいます。大きいほど描画が細かくなりますし、ボケもぼんわり作れます。写りにも徹底的にこだわっているわけです。
一番写りがいい、AFがいいカメラだと言ってもらいたいという熱い思いでソニーの技術者さんたちは日夜カメラをこしらえておられるのです。
テクノロジーいろいろ
技術者さんからレンズやボディ内の機構について専門的なお話をいろいろ伺えました。
メカ好き女(私)はかなりワクワクしながら聞いておりましたが、ご興味のない女子には意味不明でしょうから、ここではマニアックな話の詳細は割愛します。
かなりざっくりまとめると、
- レンズはブルーレイの技術を生かしたコーティングをしているので、反射率が超低くて光がしっかり入る。
- カメラに入っている脳みそ(画像処理エンジンBIONZ X)が賢いので、きれいな絵作りをしてくれる。
- ISOが高くてもノイズを大幅に抑えて、うまいこときれいにしてくれる。
- 画面全域で位相差AFが効く技術は他にはなく、被写体が端っこでもピシッとピントが合う。
- 最近の機種は「左右・上下・回転」の5軸ボディ内手ぶれ補正つき。他社より省電力設計。
という辺りが主な特長ですね。
個人的には、AFの速さと広さが売りのα6000が、猫撮り用にいいなぁと思って前から興味を持っておりました。
お借りしたα6000でさっそく猫を撮ってまいりましたが、使用レビューはまた後日…。