Canon EOS Kissは 色の設定を変えると写真がきれいに

うちのデジカメ教室にお越しの方で一番所有者が多い一眼レフが、 Canon EOS Kissシリーズです。

いち早く女性をターゲットにして売り出した一眼レフですね。

また、Canonの一眼レフはシャッター音がシャキーン！て感じの音なので、男女問わず一眼らしくて好きという方も多いです。

私はなるべく地味な音がいいのでNikonなのですが、先日 Kiss X3を3日ほどいじくり倒してみました。

特にKissユーザーのお客様から、「なんか写真の色がパッとしない」と言うお声を良く聞きます。その際は色の設定の変え方をお教えすると、ご満足いく方が多いです。

そこで今回、カメラ側の色の設定だけでどのくらい写真が変わるかを実験して試してみました。

以下はシャッタースピード、絞り、ISO、ライティングはすべて同じ条件の、撮ったままのJPEG画像です。

いじる場所は、MENUの中の ピクチャースタイルです。

まず、ピクチャースタイルの標準、「スタンダード」の状態。購入後に何もいじってないとこれになっています。

良く言えばナチュラル、悪く言えばインパクトが弱くてパッとしない色です…。

画像クリックで拡大します↓

次に、コントラスト＋4、色の濃さ＋4と、それぞれを目いっぱい上げてみたもの。

ちと派手派手で、ピンのふたも白飛び気味です。↓

上記からさらにシャープネスもいっぱいに上げて、7にしてみたもの。

輪郭が固めな印象になってますが、あんまりわからないかな？↓

いろいろ試して、最終的に私の一番好みの設定になったのがこちら。

シャープネス5、コントラスト＋2、色の濃さ＋3 です。↓

ピクチャースタイルには「色あい」という項目もありますが、これを変えると色味が変わってしまうのでいじりません。

お好みもあるので、Kissシリーズをお持ちの方はいろいろ変えてみて下さいねー。