うちの講座で、露出補正についで良くお教えしているのが様々な構図です。一眼、コンデジだけでなく、携帯のカメラでも使える技です。
今回は額縁効果(額縁構図)について。
額縁効果とは、何かを額縁のように写真の周辺に配置し、被写体を囲むことです。
それによって被写体がより引き立ったり、間延びする空間(曇りの空など)を埋めて締まった写真にしたりといった効果があります。
簡単に撮りやすいのはお寺の門とか、室内から眺める日本庭園ですね。
庭園は、最初から額縁効果を狙って設計されているところもあるようです。
先日の京都御所で、鮮やかな額縁を発見!
屏風絵も、障子やすだれを額縁にして入れて、和の雰囲気を強調しています。
額縁といっても、四辺全部を囲まなくてもOKです。
昨年撮った大阪城は、上の曇り空にだけ桜の枝を入れています。これだけでも、何もない状態よりだいぶ写真が締まります。
これからの季節は、新緑の葉っぱの額縁もきれいですよ。