[レビュー]富士フィルムのコンデジ FinePix Z1000EXRで自撮り、猫、花撮影

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2012年2月に発売された富士フィルムのコンデジ、FinePix Z1000EXRを1ヶ月ほどお借りして使ってみました。

色はおまかせにしたら、ジェイドグリーンが届きました。すごい緑です。ああ、ジェイドってヒスイ(翡翠)って意味なのね。そう言われてみれば確かに。

私は、夏に良く飛んでくるアオドウガネを思い出しました(写真は昆虫好きな方だけググって下さい)。

さて、昨今のコンデジはもう画素&画質的にはかなりのレベルに達してしまい、劇的に変化しないので、いろいろと付加機能などをつけて差別化を図っています。

このFinePix Z1000EXRもおもしろい機能がいくつかありました。

自分撮りミラー & 自分撮りタイマー機能

自分撮りミラーはこれです。

デジカメ女子カメラレッスン♪

このサイズなのではっきり顔が見えるわけではありませんが、撮ってみたら画像から顔がはみ出てた…ということがなくて便利です。

自分撮りタイマーは、1~4人までの指定した人数の顔が入ってきたら自動でシャッターを切る、というもの。

複数名の時は、1人が日陰などで明るさが違うとうまく作動しなかったり、シャッターが切れるタイミングの通知がなく予期せぬところでシャッターが下りたりということもありましたが、そんなのもおもしろいかな?

慣れればなかなか便利です。

「これがミラー?」などと言ってる間にシャッターが切れた例
デジカメ女子カメラレッスン♪

特にデジカメ講座ご参加の女子が「おもしろい!」と言っていたのが、恋するタイマー機能

これは自動シャッターの応用編で、2人がくっつかないとシャッターが切れないのです。

くっつきレベルも3段階で指定可能。ラブラブなお2人の記念写真には持って来いですね!

このカメラの自分撮り時の注意点としては、液晶が全面タッチパネルなので、持ちどころによっては勝手にボタンを押しちゃってた…ということがあります。

レンズが右上なので、左手で左の上下のふちを持つというのがコツです。

美肌や美白加工ができる「フェイスレタッチ」機能

これは女子におすすめ♪

以前はパソコンで加工しないとできなかった美肌や白肌加工が、Z1000EXRはデジカメ内でも結構きれいにできちゃいます。

女性を撮るときは、露出補正プラス目ですよ!

モデルさんがいないので、仕方なく自分撮りをさらしますが、小さめでお目汚し失礼します…。

レタッチは再生画面からできます。

・肌なめらか

・肌色明るく

・目大きく

の3種類の補正が、それぞれ3段階の強度でかけられます。

上記の自分撮りタイマーで撮った元の写真。↓

デジカメ女子カメラレッスン♪

3つの補正を、それぞれMAXのレベル3でかけてみたところ。ちょ、黒目縦長っ(笑)↓

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目大きくはレベル1でもかけると黒目が変形してどうも不自然なので、肌なめらか肌色明るくだけをレベル2ずつかけたのが一番良さそうでした。↓

デジカメ女子カメラレッスン♪

レタッチをしても元の写真は残りますので、何パターンも試して作れて安心です♪

猫撮りモード

最近のコンデジは人の顔認識だけではなくて、犬猫も顔認識してくれちゃいます。

犬か猫モードにするとペットオートシャッター機能があり、正面を向いたら自動で撮影される機能も良いですね。
と、言うわけで、近所の猫を撮ってきました。

こういう顔は良く認識するようです。

デジカメ女子カメラレッスン♪
猫パンチ炸裂の0.5秒前
デジカメ女子カメラレッスン♪
 
カメラをフゴフゴされてるところ
デジカメ女子カメラレッスン♪

以下、似てるけどそれぞれ違う猫です。

デジカメ女子カメラレッスン♪
デジカメ女子カメラレッスン♪

この顔は認識したりしなかったり。真っ黒顔は難しいようです。

デジカメ女子カメラレッスン♪

でもオートとマクロでバシバシ撮れるので、地面ギリギリショットなどもいい感じに撮影できました♪

機動性の良さがコンデジの魅力ですね。

花写真

まずはプレミアムEXR AUTOで撮ってみました。
103パターンから自動で最適画質を選んでくれるという賢いオートです。

確かに、近づけばマクロになりますし、離れると風景モードになったりと、いちいち設定をいじらなくてもまんべんなくきれいに撮れます。デジカメ初心者にもおすすめです。

デジカメ女子カメラレッスン♪

ただ、曇りや日陰で撮影した花はオートだと若干暗めです。

デジカメ女子カメラレッスン♪

撮影モードをP(プログラム)にして、露出補正をプラス1にして明るめに撮ったのがこちら。

デジカメ女子カメラレッスン♪
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このくらいだと色も良くてきれいですね。

ちょっと物足りない点

うちの講座で頻繁に使う露出補正ですが、このカメラだとPモードにしても、

MENU→露出補正→プラス、マイナスを上下

という手順しか踏めず、「+/-ボタン」がついているコンデジと比べてひと手間多いです。

タッチパネルのボタンに出せる(もしくは出てる)と良かったです。

改善して欲しい点

それは、充電器にセットした電池のはずし方です。

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これ、パチッとはまったが最後、左方向にグッと押し付けながら外さないとロックされて抜けないのですよ。

で、両サイドを持って押し付けるのですが、結構固くて、またふちに丸みがあって持ちづらく、爪が5mm以上伸びていたら外すのがかなり大変な設計です…。

女子ターゲットのカメラとしては是非ご改善いただきたいところです。

しかし、全体的にみると十分高性能なFinePix Z1000EXRのようなコンデジが実売2万を切っているとは、かなりお買い得だと思いますよ♪

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