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写真の町 北海道東川町のふるさと納税特典で無料宿泊
東川町カメラ教室を行ってきたレポートを書きましたが、前半は北海道上川郡東川町(ひがしかわちょう)に宿泊しました。
ここは、年1万円のふるさと納税をすると、年間6泊まで町の宿泊所に無料で宿泊できるんです!
それ以外にも町の特産品なども送られてくるので、ふるさと納税を始めてみたい方は東川町はお得でおススメですよ。
東川町を知ったきっかけ
私、東川町という名前すら以前は知りませんでした。
きっかけは、毎年2月に横浜で行われているカメラのイベントCP+です。帰り際、出口付近に「北海道」の文字を見つけ、道(どう)好きな私はフラフラと引き寄せられて行ったのです。
そこが東川町の出展ブースで、ふるさと納税のアピールもしていたのでした。
旭川の近くだというのは分かったのですが、聞いたことがなかった町なので、スタッフのお兄さんに「東川町で一番おすすめの撮影スポットは?」と尋ねてみました。彼は本州からの移住者で、米の収穫期に一斉に黄金色に色づく田園風景が好きで移り住んだのだとか。
東川町では高校生の写真甲子園などの写真イベントも行われていて、40年前から写真の町とうたっているようです。
CP+でいただいたパンフレットを見て件の無料宿泊があることを知り、「今年の夏はここに泊まる!」と、帰宅早々まんまとふるさと納税しちゃったわけです。
東川町株主と呼ばれる
東川町にふるさと納税した人は、東川の「株主」となります。これ、納税者の自尊心をくすぐるうまい呼び名ですね。
納税したらお礼の品が送られてきておしまいになるのが当たり前ですが、株主と言われるとずっと見守っていかなきゃ!というイメージがあります。
こんなアイテムまで送ってくださいました。特別町民認定書入りのステキなフォトフレームは、東川町の作家さんによる木製の手作り品です。

東川のお礼の品も豪華
納税後翌月に、上記認定書と特別町民カードとこんな感じのお品が届きました。お米はどっさり5kgです。コメ派にはうれしい!

現在の内容は異なります。納税時期によって内容も異なるようです。
トマト大好きな私の心をつかんだのが、このトマトジュースでした。そのままでもしっかり完熟トマト味でおいしいし、ミネストローネなどの料理に使ってもおいしい。
そしてミネラルウォーターもくせがなくおいしい。こりゃー夏に行ってみて現地で飲んで食べねば!と、自宅で飲んで食べてる時点で心は北海道にすっ飛び、勝手にテンション上がってきました。
さあ、今回の目的の東川町ふるさと交流センターにいざ予約です。
ふるさと納税で2泊無料
ふるさと納税優待で現在無料宿泊できるのはふるさと交流センターというところです。
1万円以上の投資で、投資から1年間2泊無料。
他の施設や詳細は、東川町が提供する宿泊の優待サイトをご覧ください。
北海道上川郡東川町東町1丁目7番14号
Googleマップはこちら
が、ここにどんな設備があるのかサイトだけではいまいちわからず、私が行った時は検索してみてもあまり情報がありませんでした。
東川町役場に電話であれこれ聞くのも面倒だし、周りにいろいろお店もあるから困らないだろうし、とりあえず行ってみようと予約したわけです。
予約はサイトから
1年前から予約できます。
私は宿泊の2か月ほど前に予約しましたが、その時点で3室中1室しか空いていませんでした。また、写真のイベント開催時などには利用できないので注意が必要です。
夏休みや連休は争奪戦です。直前の予約もできないので納税前に公式サイトで空きを確認しておいた方がよろしいです。
後日、宿泊時に持参する予約確認書と、周辺の飲食店やお店が載った地図が郵送されてきました。
アクセスは旭川空港から いで湯号バス
東川町の最寄りの空港は旭川空港です。
空港からの行き方を調べてみたら、1日に4便だけすぐ近くの「道の駅ひがしかわ道草館前」に停車するバス「いで湯号」が出ています。
最新の交通アクセスは東川観光協会のサイトで確認できます。
いで湯号に合わせて羽田から飛んだのですが、飛行機が20分以上も遅れてバスに乗り遅れましたよ…。2月に旭川に来た時も同様に遅れてご飯が食べられなかった思い出が。
いで湯号は定刻発車で、飛行機の延着との連絡はしていないようでした。
旭川空港着の飛行機は少ないので東川町への交通の選択の余地も狭く、結構厳しいです。
他にはなにも交通手段がないのでタクシーで東川町役場へ。片道2,300円でした。
車やバイクで旅する人はよさそうですが、飛行機、電車の人は宿泊中の移動も含めて時間と交通費が結構かかり、少々不便ですのでご注意を。
まずは東川町役場で手続き
宿泊所すぐ隣にある東川町役場で鍵をもらい、施設を案内していただきます。チェックインは15時からですが、この時は14時くらいでも入れてもらえました。
ふるさと交流センターの設備
地域のコミュニティセンターの一部を宿泊部屋に改装したような感じでした。同じフロアに東川町民用の会議室や、外国人学校みたいな部屋もありました。

今回泊まったのは3部屋の中でも狭い方の部屋なのですが、よくあるビジネスホテルより広々していて快適!
各部屋にポットやテレビ、冷蔵庫があります。

さらに個別のバスルームも。脱衣所と洗面所はこんな感じです。バスタブがむやみに大きくて連日天然水風呂にゆっくり浸かれてよかったです。

私が行ったときは部屋には冷房はありませんでした。今はわかりませんのでご確認ください。
真夏の滞在中は30度に達する日も数日あり、カーテンを閉めていても部屋が暖まって暑かったです。
ここだけでなく、北海道は冷房がない旅館もまだあります。昨今の温暖化で、北の大地に来てかえって東京より暑い思いをすることもあります。
自炊設備
滞在中の食事は、道産の新鮮食材で簡単料理をするつもりで行きました。
共用キッチンにはIH調理器のほか、カセット式ガスコンロ、電子レンジ、トースターもありました。ポットと冷蔵庫はここにもあります。

共用冷蔵庫内の塩、めんつゆ、マヨネーズ、ケチャップなどの調味料は自由に使ってよいそうです。たまに賞味期限切れのものもあるので要注意。

ネットで炊飯器があるという情報を見ましたが、私が行ったときはありませんでした。おかげで「鍋で米を炊く」スキルを身に着けてレベルアップしました。
後で聞いてみたら、炊飯器は常設しておらず貸出制とのことでした。
お皿やコップは山ほどありました。洗剤、スポンジもあります。
近所にスーパーが2件
<近い方>
エーコープ…豚肉が安くておいしい
<1km先>
フジスーパー…野菜が安い、美味しい鶏肉の桜鳥がある
あと、すぐ近くの道の駅では数は多くないですが地元の新鮮野菜も売っていました。夏は有機栽培のトマトがとってもおいしかった!

ダイニングルームもありましたが、私はだいたい居室に運んでのんびり食べていました。

私の滞在中は、年配のご夫婦、バイク一人旅と思しき男性などが宿泊されていましたが、すれ違った時にあいさつしただけで、ダイニングに人がいるのは見かけませんでした。
乾燥機付き洗濯機も完備
2台あります。これを当てにして衣類は少なめに持って行きました。
乾燥ができるのは便利!洗剤も備え付けてありました。
掃除
朝にお掃除の係りの方が共用部分を掃除してくれていました。
しかし、各部屋内の掃除は退去時のみのようです。ゴミは袋にまとめて廊下に出しておけば回収していただけます。
部屋には掃除用品がないのでお掃除の方に聞いてみると、いらっしゃる時なら掃除機を貸していただけるようです。業務用の超ハイパワーなやつなので慣れるまでスッポンスッポンくっついて大変でしたが…。
お掃除の方以外の管理人さんなどはいませんので、夜は21時を過ぎたら宿泊者が玄関の鍵を閉めます。
チェックアウトは最終日の朝10時厳守です。平日は町役場へ、土日は町役場裏の守衛室へ鍵をお返しして終了です。
持って行くといいおすすめグッズ
- エアークッション(座布団)
部屋の椅子は木製でクッションがないので、そのまま長時間パソコン作業などをしているとお尻が痛くなりました。
こういうのがあると快適。
- LANケーブル
無料で使えるWi-Fiが飛んでいるのですが、当時は電波が弱く不安定でした。今は不明です。壁にLANのコネクターがあり使えました。
PC作業する方で有線LANが使えればケーブル持参がおすすめ。

- 食用油
新鮮な野菜や道産豚肉は、オリーブオイルなどでさっと炒めて食べるとおいしいです。スーパーでも買えますが、滞在中に使う分だけちょびっとペットボトルに入れて持って行くのが吉。
ただし、飛行機の場合はスーツケースに密封して預けた方が良いです。機内持ち込みだと液体物は保安検査場で中身確認がありますので、「オリーブオイルです(キリッ)」と言いながらふたを開けて匂いチェックされる羽目になります。
- アイマスク
夏の北海道の日の出は早い!朝4時頃には明るくなります。
カーテンは遮光生地ではないので、特に東側の部屋はまぶしくて起きると思います。
今回食べたものや東川めぐりに関しては、こちらにも載せています。
→北海道東川町のおいしい水道天然水と野菜と居酒屋