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液晶画面がつけっぱなしになるミラーレス一眼は、バッテリー消費が激しいカメラです。
予備のバッテリーを買われる方も多いと思いますが、気になるのがバッテリーのお値段。
決して安いものではないんですよね。
純正バッテリーは高い
例えば、オリンパスの純正バッテリーはこちら。
※Amazonは「Amazonが販売・発送します」と記載された純正品以外は避けた方が無難です。
E-P1/E-P2/E-PL1/E-PL1s/E-PL2/E-P3/E-PL3/E-PL5/E-PL6/E-PL7/E-PL8/E-PL9
E-PM1/E-PM2/E-M10で使用可能
純正品は上の価格ですが、実は価格が一ケタ違う他社製の激安互換バッテリーもAmazonなどに多数あります。
じゃ、こっちでイイじゃん!
ちょっと待ったー。
以下の説明をすべて読んで、その後で決めてくださいね。
品質の悪いカメラバッテリーもある
格安バッテリーはピンからキリまであります。キリの方には、欠点と危険なリスクがある商品も混ざっています。
廉価な互換バッテリーは、メーカーの許可なく模倣品として中国などの海外メーカーが製造している物が多数あります。
独自に作っているので、外見はほぼ同じでも、内部の部品や構造は純正品とは異なります。
PSEマーク(電気用品安全法に基づく適合性検査をパスした印)すら、受検していないのにコピーして勝手につけてしまっている商品もあるようです。違法です。
仮にAmazonのレビューが良くても、ロット(製造時期や場所)にばらつきがあると同じ商品でも突然品質が悪くなることもあります。
要は、商品の当たり外れが大変激しいということです。
どんなリスクがある?
外れの場合、具体的にどういうことが起きる可能性があるかというと…
- 純正品より使用できる時間が短い(実用量が少ない)
- 充電を繰り返すと更にどんどん短くなる
- しまいには数枚しか撮れなくなる
- そもそも認識せず使えない不良品すらある
- だんだん電池が膨らんでくる
- 液漏れしてカメラが故障する
- 発熱して溶けてカメラが故障する
- 発火・発煙・爆発!して人間にも危害が及ぶ
などなど。おそろしい…。
爆発は最悪の事態ですが、発火などは実際にニュースにもなるくらい起こっています。
2017年にはカメラではないですが、山手線内で安物のモバイルバッテリーが発火して火災で停車する騒ぎも起きました。
互換バッテリーを使用したことによるカメラの故障は、メーカー保証の対象外となることもあります。
カメラはもちろん、あなた自身の安全を考えると、安物バッテリーはあまりお買い得ではないかもしれませんよ。
私も安くすむものはすませますが、バッテリーに関してはカメラ以外でも純正品以外は買いません。
格安バッテリーが欲しい方は止めませんが、リスクをご理解の上お使いください。