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初の勝沼でカメラ教室を行ってまいりました。撮影半分、ワイン半分と言った感じの大人の遠足企画です。
ワイナリー見学を絡めた撮影は何年も前からやりたかった企画なのですが、なかなかプランが煮詰まらずにおりました。今回は丸3日くらい「あーでもない、こーでもない」と練りまくって、やっと納得行くプランが組めたので実現しました。
しかし、初の山梨講座、果たして皆様いらっしゃるのかしら?と心配していましたが、ありがたいことにすぐ満員のお申し込みをいただけました。
勝沼は新宿から特急あずさ1本で1時間半で行けるので、意外と都心から近いのです。聖蹟桜ヶ丘からなら、高尾に出て中央本線の鈍行でも1時間半です。
大日影トンネル撮影
勝沼ぶどう郷駅に集合し、撮り方をご説明して撮影開始?。
駅付近は桜が紅葉しておりました。
ドウダンツツジはいい感じに真っ赤でした。
逆光で狙って赤さを出します。
そして大日影トンネル遊歩道へ。こちらは廃線です。
隣に新大日影トンネルがあって、こちらは使用中。
ここまで線路があるので、いろいろなアングルから撮ってみていただきました。
ど真ん中ローアングルで撮ると、線路は続くよどこまでも~な感じに。
古い鉄分にはセピア色がはまります。
レトロな光るスイッチもいい感じです。
逆光側はさらにステキ。
しばしトンネル内で渋い写真を撮っていただきました。
まるき葡萄酒見学
さて、ここからワイナリーに行きますよ!
今回の足は、考えた末に都度タクシーを呼ぶことにしました。人数が多いとそれが一番安上がりで、時間にも左右されないのでよかったです。
勝沼には30件以上ものワイナリーがあります。その中から私がこだわって選んだところ一番目がこの「まるき葡萄酒」さんです。
創業なんと1891年!
現存する最古のワイナリーだとか。
予約しておくと、係の方に蔵を案内してもらえます。
個人的にとっても気になった遠心分離機からは、何やらがジャージャー出ていました。洗浄中かな?
まるき葡萄酒には羊がたくさんいます。ペットではなく、草刈り(食べ)係として働いている従業員です。
お客様から、羊の絵が描かれているまるき葡萄酒のカップワインがあると聞き、帰りに駅の売店を見たらありました!332円。この羊さんたちがモデルなのね。
敷地内には珍しいコルクの木も生えています。
さて、見学を終えて試飲カウンターへ。通常講座中は飲まない私ですが、今回は私も試飲したいため、その分お値打ち価格の講座となっております。
どれにしようかな♪
おや、すでにおすすめワインをご用意いただいておりました。
ここからは想定外の事態になりました。白やら赤やらスパークリングやら、グラスが空になると試飲カウンターのスキンヘッドのおじさんがどんどん注いでくれちゃうのです。
「いくら注いでも僕の給料は変わりませんから!」とのステキ正直発言も飛び出します。
このおじさんのお話しがおもしろく、またここのワインがどれもおいしいので、みなさんグラスが止まりません。
ブルーベリーのワインまで出てきました。んー、おいしい!
おじさんの話で印象的だったのが、「今まではヨーロッパのワインに追いつけ、追い越せで作っていたけど、日本は気候も土壌も違うんだから無理。日本は日本の和食に合うワインを作る。」というような内容です。
ということで、しまいには和のおつまみまで登場!このスモークドタクアンは斬新でした。いぶりがっこよりみずみずしくて柔らかく、ポリポリいけて本当にワインに合います。お買い上げ。
えーしかし、何杯飲んだ?
おじさんのワインを注ぐ手はまだ止まらないので、「そろそろお買い物をされる方は購入を…」と私が促すと、「ほっとくと僕はいつまでもしゃべりますから!」と。どうやらおじさんの試飲はエンドレスなようです。
フジッコワイナリー
予定をだいぶ押しましたが、もう1件歩いて近くのフジッコワイナリーへ。
こちらでも試飲がたくさんあります。皆さんまだいけるようです。
フジッコワイナリーはナタデココゼリーの試食もあるという情報を聞きつけてチョイスしました。グレープフルーツのツブツブ入りでおいしい!
このビンはきれいだな~。
いろいろいただいて、ランチ会場へ向かいます。すきっ腹にあれだけ飲んで誰一人ヘベレケになっていないのがすごい。
シャトー勝沼 レストラン鳥居平
こちらはワイナリー併設の大きなレストランがあります。
お手頃価格で、見目麗しくおいしいランチがいただけます。
右下は羊のテリーヌ。皆さん「羊…」と先ほどのモフモフが頭をよぎりました。ちなみに、マルキさんではあの羊は食べないそうです。
オニオンスープはしっかり煮込んだ味。
信玄豚のソテーは、勝沼らしくぶどうソースがかかっていました。この豚はおいしかった!
今回ご参加の方は、肉と魚が選べるメインでは全員が肉をチョイスするという濃厚な肉食っぷりでした。
食後はここでもさらにワインを試飲して、最後の目的地へ。
ぶどうの丘
甲府市が一望できる高台にある施設です。
何かステキな文字が書いてあるのかと思ったら、普通に「ブドウノオカ」でした。
ここにはいい感じの噴水や滝があるので、水の写し方もレクチャーできました。皆さん飲んでもしっかり撮られているようです。
そして最後は丘からの風景を。かなりモヤっちゃってましたが、ぶどう畑が一望できるいい眺めです。
ここで講座終了で解散です。
あとはご自由にさらに飲むなり、温泉に入るなりしてお帰りいただいてもOKです。
ということで、私は過去何度か訪れた地下のワインカーヴに来ました。1100円で大量のワインが試飲し放題のすばらしいスポットです。
老若男女がワインの瓶を握りしめて飲みまくっている不思議な場所です。
こちら、今年の新酒です。勝沼だけでこんなにあるんだ!
手前の銀色の器がタートヴァンという試飲カップです。1人1個これを買って飲むわけです。
数十種類も試飲した中でおいしかったワインを帰りに1本買いました。
帰る頃には日も沈んでおりました。
勝沼カメラ講座&ワイナリー見学は予想以上におもしろく好評だったので、来年もまた巡る場所をちょっと変えて行いたいと思います。
ご参加の皆様、まことにありがとうございました!
いつも ありがとうございます。。。
光るスイッチ!!
どこにあったか、まったく気が付きませんでした。
廃線になってもまだまばゆいばかりに光っているんですかね。
しろたnさん、ご参加ありがとうございます。
トンネル内壁面にあったのですが、ご到着前に撮っておりました。
一応何らかの機能をしているスイッチのようでしたよ。