商品や小物写真をきれいに撮るなら撮影ボックスを

メルカリやヤフオクなどのフリマアプリやオークションをやっている方、minne、Creemaなどにハンドメイド作品を出品している方、ネットショップ用の商品写真を撮影する方に特におすすめなのが、撮影ボックスです。

当教室に カメラ個人レッスン でお越しになった方にも使っていただいています。

撮影ボックスとは

簡易スタジオ、撮影ブース、パーソナル写真スタジオ、撮影キットなど、メーカーごとに様々な呼び名があります。

どれも組み立てて撮影したいものを入れて撮る箱、と思ってください。

サイズによって値段もいろいろですが、

3,000円代からいろいろあります。Amazonはこちら

おすすめボックスと選び方はこの後をご覧ください。

撮影ボックスを使うメリット

• 背景がスッキリきれいに撮れる
• 付属の布の色を選べば好みの背景色で撮れる
• 布越しにライティングすると自然光のように拡散できる
• 使わない時はたたんで薄っぺらくなるのでじゃまにならない

物撮りする方は1つあると便利ですよ。

このボックス、商工会議所の商品写真撮影カメラセミナーに持参して撮影実習していただいており、皆様「これ便利ー！」と喜ばれます。これで50cm角です。

実際に、スマホカメラセミナー中に受講者様が撮影されたお酒の商品写真がこちら。スッキリ美瓶。

こちらはお弁当屋さんの受講者様ご持参商品のお寿司。
ボックス越しにライティングすれば、スマホでも料理がこんなきれいに美味しそうに撮れちゃう！

撮影ボックスを選ぶポイントとおすすめ商品

買う時の注意点は、サイズをしっかり計って調べてくださいね。

なんとなくのイメージで買うと、イメージよりはるかに巨大なボックスが届いたり、小さすぎて布の切れ目が写ったりしますから…。

置き場所に余裕があれば大きめがおすすめです。

あと、ビンなど周囲が写り込む商品撮りをする方は、最近少なくなったサイドの壁が分離して動くタイプのボックスが便利です。

なぜこのボックスがいいのかは、撮影ボックスを使ったビン撮影例の記事をご覧ください。

お酒のビンの撮り方は？

クリスマス小物3種実写

撮影ボックスは、ものによって何色かのバック布がついているものがあります。

私が持っているボックスは、白×黒、青×グレーのリバーシブルの2枚がついています。

青×グレーは私はあんまり使わないので、白×黒でクリスマス小物を撮ってみた写真です。

白バックだと雪の積もったクリスマス風景。

黒バックだとひんやり夜のクリスマスツリー。

おまけの赤バックは楽しい雰囲気に。これは100円ショップで買ってきたランチョンマットです。

ちなみにこのツリーと、ツリーのふもとのリースも100円でした。

こんなものありましたよ。100円ショップでも、結構いい感じのものもありますね。

黒バックで撮影するは露出補正をマイナスに、白バックはプラスにですよ。

ライト内蔵撮影ボックスはおすすめ度低し

受講者様から「ボックスにLEDライトが付いているタイプはどうなんですか？」と時々聞かれます。

LEDライトの位置がマグネットなどで変えられるボックスなら、まあまあアリです。

一方でライト位置固定タイプなら、ライト無しのボックスを買ってライトは別に買う方が撮影のバリエーションが広がると思います。

内蔵ライトだとワンパターンなライティングになりがちだったり、ライトそのものが商品に反射して写り込んだり、困ることがあるからです。

ライトを内蔵しているだけで、同じボックスでも1,500円以上高くなるパターンも多いです。

でしたら別にこういう発色の良いライトを使ってボックスの外から照らした方が、順光も半逆光もサイド光もライティングできて良いですよ↓

写真撮影用LEDライトは高演色性が本当にきれいでおすすめ！