写真撮影用LEDライトは高演色性が本当にきれいでおすすめ!

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当方のカメラ教室用の撮影機材にはLEDライトを何タイプか使用しています。

撮影用ライト

発色のきれいなおすすめLED電球

以前、照明のプロの方のライティングセミナーに出た時、「LEDライトは色がきれいに出ないものが多いけど、今はどんどん進化して良くなっている」というお話しをうかがいました。

その時は「そうなんだー」くらいに思っていましたが、いま教室ではその進化したLED電球を使用しています。

今手に入る商品で、パナソニック LED電球 プレミアXをご紹介します。

色が5種ありますが、商品撮影用には自然光に近い昼白色がおすすめです。お料理などやや黄色に寄せたい被写体がメインなら温白色でもOK。

2個入り・3個入りや、40W・60W相当など、商品バリエーション多数なので購入前に良くご確認を(ご予算があれば60W相当の方がおススメ)。

Ra90の高演色性です。

高演色性のライトとは

演色性とは、平均演色評価数(Ra)という数字で色の再現度を表します。
自然光と同等がRa100、一般的な蛍光灯でRa60くらい。

つまりRa90のLEDライトは、色の再現性がかなり優秀と言うことです。

特に赤味がきれいに出ます。普通のLEDライトの下では青白ーい不健康そうな肌色になるのですが、高演色性ライトの下では血色よく、非常に自然な色合いで照らされてます。

特に人物を撮るなら、断然高演色性ライトで!

撮影用ではなくても、普通に家のリビングの照明用ライトに使ってもいいと思いますよ。

カメラを同じ設定にして、手を撮り比べてみました。

こちらが高演色性のLED
手の写真きれい色

こちらが普通の蛍光灯ライト
手の写真蛍光灯

全然違うでしょ?

高輝度とお間違いなく

上述の高演色(こうえんしょく)と高輝度(こうきど)は、意味が違います。

たまに「もっと安いライト見つけました!」って高演色ではなく高輝度のライトを買われる方がいらっしゃいますが、高輝度とはただ光が強いという意味ですよ。

色の出方はLED商品によるので良いか悪いかはわかりません。

LED電球と普通の電球の違い

LEDは消費電力が4分の1以下で、省電力ということが利点です。発熱量も抑えられます。

ライティング機材に一般の白熱灯電球をつけたら、高温で発熱してソケットが解けた…などという危険なレビュー記事を見たことがあります。

あとは、寿命が40,000時間と長いこと。

日にちに換算したら、約1,667日。4.5年つけっぱなせる計算です。
1日8時間使うとしても、約5,000日、13.6年分。十分でしょう。

実際は電源オン・オフを繰り返すとそれより寿命が縮むので理論値ですが、相当の間は取り替えなくていいのは確かです。

商品の価格は少々高いので短期間では節約にならないと思いますが、費用対効果で考えたら蛍光灯や白熱灯より確実におすすめできます。

教室カメラレッスンにお越しの方は、発色の良さを実際にご覧くださいね。

照明器具のおすすめ

上記のパナソニックのLED電球は、E26と言う口金サイズの照明機器なら大体つけて使えます。

1番のおすすめは撮影専用の4~5灯セットできるライトです。とても明るくなります。

今うちのカメラ教室ではこの4灯用ライトを使っています。これがあれば昼夜関係なくきれいに撮れますよ。左右両側から2つ当てられるなら、部屋は真っ暗でもOK。

しかし、かなり場所を取ります。

置き場所が厳しい!という方は、以下のようなタイプのクリップライトを机の天板やイスの背もたれなどに留めて使ってもよいです。

「E26 電球なし」のタイプのライトをご購入ください。電球玉は、上記のパナソニックのを別途買いましょう。

パラフィン紙とかスーパーの白いビニール袋で包んで光を和らげて、左右両側から1灯ずつ照らすだけでも写りが全然違いますよ(包みっぱなしは過熱して危ないので注意)。

大きい照明1つ、クリップライト1つを左右それぞれから当てるのもまんべんなく明るくなるのでお勧めです。

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