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FUJIFILMのおしゃれなコンデジ XF1 を、発売日の2012年11月3日の直後より1ヶ月お借りして使ってみた感想口コミです。
目次
電源ON/OFFの操作がクール!
開封一番、電源をつけようとしてボタンを探すも、電源ボタンがない…。
このXF1は、ボタンじゃないんですよ。
これですよ!
うわー、こういうギミック大好き。
デジモノ好き女の心をワシッとわしづかみされました。
そういえば、昔持ってた富士フィルムFinePix F401ってデジカメも、電源操作が独特で好きだったなー。
正面向かって左の細長いグリップ部分がスイッチになってて、外側にシャキーンとスライドすると青いランプが3つピカーンと光るんですよ。
富士フィルムさん、こういうの好きですね。
しかし、XF1はグリグリ回してるうちに壊れやしないかと少々心配です。
革張り風でおしゃれだけど…
外観デザインは3色の革張り風で、パッと見のデザインはかなりおしゃれです。
が、実物を見たらちょっと素材の合皮感が出すぎているなぁというのが率直な感想です。
見た目もですが、合成皮革のツルツルな手触りでグリップも付いてないので、残念ながらホールド感はあまり良くありませんでした。
本革だったら手にしっとりなじんでホールド感が良かったと思うんですが、やはりコストやらなんやらで難しいですかね。
ご予算に余裕のある方は、こんな純正オプションをつけると、持ちやすくなって落っことさなくて良いと思います。
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操作は一眼ぽい
デザインだけでなく、操作感は一眼のような仕様です。
上部に撮影モード切替ダイヤルがあり、ズームをする時もレンズをぐりっと回します。
一眼レフを使い慣れていると、これは使いやすくて良いです。
ボケも作れる
F1.8の明るいレンズを使っているだけあって、ボケはきれいに出ます。
最短撮影距離3cmまで寄ってマクロで撮ると、いい感じにボケました。
上の2枚はEXRオートで撮ったそのまんまです。ちょっと暗めです。
Pモードにして露出補正プラス1にして撮ったのがこちら。飾りも白飛びせず、いい感じです。
お料理も、Pモードで露出プラス1前後で明るく撮るとおいしそうな感じでした。
多少色味や明るさをPhotoshopで補正しましたが、こちらの記事内の写真はすべてXF1で撮りました。
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瀬戸内 広島レモン料理の試食会で酸っぱさ堪能
画質はコンデジ以上、一眼未満という印象でした。
色設定は「V」にすべし
標準のSTD(スタンダード)の色設定だと、私にはやや彩度が物足りませんでした。
富士フィルムのカメラは、いつもそうですがやっぱりビビッドに設定した写真が好きです。
こちらがスタンダード。
こちらがビビッド。レモンも新鮮なかじりつきたくなる色味に。
メニューのフィルムシミュレーション設定で、ビビッドにあたる「Velvia」にするのがおすすめです。
それに設定して、先日の 石山寺の紅葉風景写真教室@滋賀大津 で受講者さんにXF1で撮ってもらったのが以下4枚の写真。
紅葉の鮮やかさが良く出ていてきれいです。
頑張れば前ボケ写真も撮れちゃう!
マクロでコケボケ。
木漏れ日もきれい。
充電池は外しやすくなった
同じく以前お借りした富士フィルムのFinePix Z1000EXRのレビュー記事では、充電器から電池が外れん!と書きましたが(その記事はこちら)、今回はバッチリ改善されて、軽く引くだけで外れるようになりました。
大変良いです。
私の感想まとめ
- デザインと電源のON/OFFは最高
- 合皮が残念
- 操作感は良い
- ボケがきれい
- 総合的に見て、3万円台なら買いかな
富士フィルムのコンデジXF1の猫写真
XF1でも恒例の猫写真撮影をしてまいりました。
以下、すべて撮って出しの修正なし写真です。
まずは全自動のプレミアムEXRオートで。
マクロや動体などを認識して結構うまい具合に調整してくれるので、何も考えずにパシパシ撮ってもいい感じでかわいく撮れます。
マクロのアップでどどん。
毛の質感を見たい方はクリックで拡大写真をどうぞ。
日かげだと猫毛の質感もきれいに撮れています。日なたでも上の写真だとギリギリ飛ばずに撮れました。
直射日光と影のあるコントラストがきついところは、やっぱりちょっと毛が白飛びしちゃいます。
Pモードで露出補正をマイナス1.7にしたら、飛ばずにちょうど良かったです。
ちなみに猫の睨みがきいているのは仕様です。
こちらは露出補正ゼロなのですが、さび猫のせいかちょっと白っぽくなってしまいました。
私がうしろに背後霊のように写っております。
XF1はギリギリ片手持ちでも撮れるサイズなので、猫をモフリながらの片手撮影もOKでした。
実は、フジノンレンズ好きの私としても気になっておりました。
いつもご覧いただきありがとうございます。
富士フィルムさんには独自路線で頑張っていただきたいですね。