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秋は夕暮れ空がきれいな季節ですね。
しかし、風景写真を撮りたい受講者様からよく聞くのが、「夕焼けを自分で撮ってもキレイじゃない!」というお声です。そんなあなたに、初心者でもすぐできる撮り方のコツをご紹介します。
オートで撮っても印象的にならない
夕焼けの撮影は、カメラの設定を何もしていないと目で見た夕日の色より格段に物足りない写真に写ってしまいます。こんな感じ。
「うーん、カメラが悪い!」となる前に、ちょっとだけ設定をいじってみましょう。
簡単なのは「夕日モード」
コンパクトデジカメでも、一眼でも、撮影モード(シーンモード)が選べるカメラの場合、夕日モードがある機種が多いです。
オリンパスも、ダイヤルの「SCN」の中に夕日モードがありますよ。
夕日モードにすると「赤・黄の色を鮮やかに再現します」と説明が書いてありました。
これだけでもオートよりはるかにきれいな写真が撮れます。
露出補正とホワイトバランスをいじる
少し設定がわかる方は、自分で変えてみるとさらにお好みの美しい夕日写真になります。露出はお好みでどちらでも。
・露出補正プラス…実際より淡い色味に。かなり日が沈んだ時間帯におすすめ。
・露出補正マイナス…明るい時間帯でも色味が濃くなり、夕暮れ感が増す。
・ホワイトバランス(WB)…「日陰」でオレンジ色強調。
露出プラスバージョン。軽やかな夕暮れに。
露出マイナスバージョン。見た目よりかなり深いオレンジに。
個人的には、ホワイトバランス「蛍光灯」も好きです。夕日がピンクっぽくなり、空の青い部分が紫色になり、非現実的で怪しい夕焼け空が撮れます。
空の方を広く入れる
初心者の方だと、ついつい夕日ど真ん中の構図で撮ってしまいがちです。
特に空のグラデーションを出したい場合は、空の方を広めに入れましょう。
何もない空ではピントが合いませんので、ピントは地平線で合わせてくださいね。
1枚目の写真と同じ場所でも、撮り方と設定を変えるだけでこんな夕暮れ写真になりました。
初心者の皆さんも、これだけで今までと違う夕暮れ写真が撮れますよ。
夕焼けでWB蛍光灯にする!これ知りませんでした(^_^;)
試してみたいと思います。ありがとうございます♪
S.Tさん、写真が平凡だなーという時にも、WBをいろいろ変えてみると遊べて面白いですよ。