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αアンバサダープログラムのモニター企画でお借りしたカメラ「ソニー α6000(ILCE-6000L)」を1ヶ月使ってみたレビューです。
AFの速さはさすが
猫が大好物な私、以前よりα6000は猫写真撮りによさそうだなーと目をつけておりました。
早々に猫カフェに出向いて撮ってきましたよ。
AFはほとんど音もなく一瞬でピントが合います。これは気持ちいい!いつまでもジーコジーコ言ってピントが合わず、シャッターチャンスを逃すのはストレスですからね。
ただ、フォーカスエリア(ピント合わせの位置)が「ワイド」になっていると、こういう状況が起きます。
後ろの猫にピントを合わせたいのに、手前の猫にあってしまう…。
そういう場合は、 MENUボタン →撮影設定 3→[フォーカスエリア]→「中央」に設定しておきましょう。これでピントバッチリ。
飛び降り猫や、
飛び乗り猫にも結構ピントが合います。
跳びかかり猫も撮れましたが、屋内でシャッタースピード1/800秒を確保したかったため、ISO6400まで上げたら結構ノイズが目立ちますね。高感度の画質は厳しいです。
シャッター音はちょっと大きい
AFは静かでよいのですが、シャッターは重めの「バスッ」と響く音です。SONYのカメラが好きな方には受けが良かったですが、私はむしろ無音で撮りたいくらいなのです。
静音・無音設定はありませんので、静かに撮りたい方には不向きなカメラです。いつもは撮らせてくれる近所の猫にはこの音が不評で、逃げられました…。
睨まれながらも撮った1枚。こちらはクリックすると最大画素(6000×4000px)で表示しますので、口まわりの猫毛の写りの良さをご覧ください。(4MBあるので容量注意)
ファインダーの自動切り替えが不便
α6000は、一般的なミラーレス一眼の液晶を見て撮影する方法だけでなく、ファインダーもくっついています。
ファインダーがあると晴天の屋外など液晶が見づらい場面では非常に便利なのでそれ自体はありがたいことなのですが、ちょっと問題がありました。
私は結構ローアングルで撮影することが多いので、カメラを首から下げて液晶を上に向けて見ながら撮影することが良くあります。
その時に、プッと液晶が消えるのですよ。最初「あれ?」と思ったのですが、ファインダーに目ン玉が近寄った時に反応するアイセンサーが反応し、ファインダー表示に切り替わっているのだと気づきました。
測ってみたところ、だいたい5~6cmまで何かか接近すると勝手に切り替わってしまいます。こんな距離感です。反応良すぎ!
これがオートで切り替わらないようにする設定は、メニュー →設定3 に入っています。
「オート」ではなく、「ファインダー」か「モニター」のいずれかに固定するしかありません。押すたびに切り替えできるような便利ボタンはついていないのです。
しかも、α6000はFnボタンにいろいろな機能を割り当ててカスタマイズできるようになっているのに、ファインダー/モニター表示切り替えは割り当てられないという…。
これ、かなり不便です。ミーティング時にどなたかが同様の不満をソニーさんに述べていた意味が体感できました。
パカパカ切り替わってイライラするので、私はほぼモニターのみの表示で使っていました。
バッテリーの減りが早い
α6000のバッテリーは容量が少ないため、平均的なミラーレス一眼よりバッテリーが持たないように思います。
うろうろしながら撮っていたら、丸1日持ちませんでした。この辺は本体の小ささを重視するとバッテリーも小さくなるので、仕方ない部分ではありますね。
α6000を使う方は、ちょっと高いですがこれも買っておかれることを強くおススメします。
予備バッテリーだけでなく、カメラを買ったときには付属していない充電器も付いてきます。ちょっと高いですけど、SONY純正バッテリーが安心ですよ。
ケチって謎のメーカーのバッテリーを買うと安物買いの銭失いになる可能性があります。
こちらも読んでください:安いカメラ互換バッテリーは危険がいっぱい
付属品のUSB充電は非常に時間がかかりますが、この純正バッテリー充電器があれば充電時間もとても短くてすみますのでおすすめです。
風景モードが超きれい
いろいろ試した中でよかったのが風景写真です。
P(プログラムオート)で露出補正だけして普通に撮ってもきれいなのですが、
クリエイティブスタイル(色の設定)を「風景」に設定すると、何といい色!
緑と青の彩度が上がって印象的な風景写真になりました。私はこういう色好きです。
設定は、Fnボタン → この赤いとこ「クリエイティブスタイル」の中に「風景」があります。
特に緑が鮮やかきれいに写るカメラは少ないように思うので、この設定は夏の風景にはかなりいいですね。
こんな人におススメ
- 多少のシャッター音には動じない猫や犬、動体を撮る
- 山やハイキングの風景写真をよく撮る
- 「ファインダーだけ」「液晶画面だけ」のいずれかで撮る気がある
- 予備バッテリーを買う気がある
先日の あじさい写真カメラ教室とビール工場見学@東京府中 の写真もすべてα6000で撮っていますので、ご参考にどうぞ。
↓α6000の使い方は、グループ・個人カメラ教室へどうぞ