[レビュー]OLYMPUS PEN Lite E-PL1 外観と実写画像

2010年3月5日発売のオリンパスのマイクロ一眼、PEN Lite E-PL1についてのレポートです。

PENシリーズはもともとは女性ターゲットのカメラでしたが、うちのお客様でも男女問わずお持ちの方が結構いらっしゃいます。

12月4日にE-PL1sという新機種も発売されました。E-PL1との違いは、ISO3200までだったのがISO6400まで選択できるようになったのと、ボディの色が統一感のある配色に変わったくらいで、他はほぼ同じです。

外観

E-PL1を人から借りていじくってみました。

もともと真っ黒ボディだったのに、赤いクロコダイル柄ジャケットシールを貼り付けてカスタマイズされています。

さて、このE-PL1はボディのみ350gとコンデジ並みに軽いのです。キットレンズをつけても500g。パンケーキレンズならさらに軽量！

それでいて、右手のグリップ部が出っぱっているのでコンデジよりもホールド感が良く、片手での撮影でもぶれにくいのがグッドです。

背面もかなりコンデジっぽい感じで、ダイヤル、ボタン少な目です。ファインダーも別売。

ほとんどの一眼レフがダイヤルで変える露出補正もボタンで変えます。

一眼レフにはやたらとダイヤルやらボタンやらがいっぱいついていて、それを見るだけで難しそう！と思ってしまう方にはとっつきやすいですね。

ちなみにレンズは、パナソニックの方が画質がきれいでAFも早いようです。同じマイクロフォーサーズマウントのレンズなら、オリンパスでも使えます。

これも高画質なパナソニックの20mm単焦点レンズ H-H020をつけています。

実写画像

E-PL1とパナソニックのレンズで撮影した写真をご紹介します。

紅葉とクリスマス飾りを撮ってみたところ。ボケもきれいに出ます。

仕上がり設定のi-FINISHというのが独自のもので、標準だとそれに設定されています。

「被写体をカメラが自動的に判断・分析し、最適な色やコントラストを再現する」んだそうです。

上の写真もそうですが、全体的に実物より結構派手目なはっきりした写真になります。ブログに載せたりするのには目を引いていいかも。

派手すぎる！と思う方は、PENに限らずオリンパスのカメラは「フラット」に設定すると実物に近くなりますよ。

多重露光もあります。1枚のフィルムに二重に撮影するような感じのものです。

被写体を選んでうまく使えば、幻想的で芸術的な写真が撮れそうです。