[レビュー]一眼レフみたいなコンデジ FUJIFILM X-S1はズームがすごくて猫撮りも捗る

デジタルカメラ FUJIFILM X-S1を1ヶ月ほどお借りしたので、感想と評価です。

重量は1kg近くあり、見た目も一眼レフっぽいですが、レンズが取り外しできませんので一眼ではありません。
FUJIFILM X-S1
以前の参考記事→ 「一眼」と「一眼レフ」の違いとは?

メーカーのサイトでもコンパクトデジカメ扱いになっています。(サイズは全然コンパクトじゃないけど)

高倍率ズームレンズがかなりすごい

X-S1のレンズの焦点距離は以下の通りです(最短撮影距離ではありません)。

35mmフイルム換算:24mm~624mm相当

簡単に言うと、風景などの広角から、遠くにいる鳥などの望遠まで、X-S1 1台で間に合ってしまうのです。

一眼レフ用のレンズでは1本でこの範囲が撮れるものは現在ありませんので、何本かを付け替える必要があります。

同じ2012年に発売されたニコンのレンズ、AF-S DX NIKKOR 18-300mm f/3.5-5.6G ED VRは、デジタル一眼レフカメラ用交換レンズでは世界初・世界最高ズーム倍率なのですが、これですら

35mmフイルム換算:27mm~450mm相当

ですから、画質はさておきズーム倍率だけの比較だと、X-S1がいかにすごいかがわかります。

レンズの付け替えが面倒で普段から高倍率ズームレンズを愛用する私には、ここが一番グッときました!

レンズはちょっと太めですが、周囲はやや樽型に膨らんでいて、グリップの凹凸も相まって非常にズームリングが回しやすいのです。
ニューっと伸びます。

デジカメ女子カメラレッスン♪

X-S1で撮った広角と望遠写真

まずは一番広角で撮った風景。ちょっとゆがむのはまあ仕方ないですね。

矢印のところにクレーンがありますが、ほとんど見えません。

FUJIFILM X-S1の広角写真

が、最大の望遠にズームすると…どどん!

FUJIFILM X-S1の望遠写真

これ、すごいですよ!

豆粒以下のクレーンが、細い鉄骨までクッキリですよ!(タワークレーン大好き女)

もうひとつ、うちの教室の廊下からの風景です。多摩からは富士山が見えるんです。

え、どこどこ?

FUJIFILM X-S1の広角写真

ここです!

FUJIFILM X-S1の望遠写真

鉄塔がじゃまなのは置いといて、残雪まで確認できちゃう拡大っぷりですよ!

もちろんノートリミング、光学ズームのみの撮ったまんま画像です。

うーん、なにげにこのカメラはすごいです。

X-S1の色設定はビビッドにすべし

だいぶ昔に買ったFUJIFILMのコンデジもそうだったのですが、鮮やかな色が好きな私としては、富士フィルムのコンデジは色の設定をビビッドに設定するのがおすすめです。

撮影画面で「MENUボタン」→フィルムシミュレーション→Velvia/ビビッド です。

上記の写真もビビッド設定で撮っています。

露出補正をプラスにしても色がきれいに出ます。

こちらは露出+2にした我が家のミニトマト。赤も緑もきれいです。
トマトの表面の毛まで撮れてる!

トマト

液晶はまっ平らまで動く

公式サイトでもなぜか全くアピールも記載もされていないのですが、液晶は前後のみ角度を変えられ、最大で90度倒すことができます。

この状態です。

バリアングル液晶の一眼ほどの可動域はないものの、猫撮り用途としてはかなり便利です。

それを活用して、猫の地面すれすれショットを。

シャッター無音もOK

高倍率ズームに次いで気に入ったのが、シャッター音を完全に無音にできるところです。カチッとも発しません。

これはコンデジならではですね。一眼レフは構造上、無音にすることができません。

一眼レフのシャッター音で猫に逃げられたことのある私としては、個人的にかなりポイントが高いです。

猫に気づかれないようにパシパシ撮るのには持って来いですよ!

スーパーマクロは最短1cm

これもコンデジならではで、広角でマクロモードにすればレンズの先から1cmまでピントが合います。

猫の鼻の毛までくっきり!ボケも作れていいですねー。

ファインダーはちょっと酔う

EVF(電子ビューファインダー・のぞき窓が液晶になっているもの)は、個人的にちょっと苦手です…。

一眼レフのような素通し映像ではなく、若干のタイムラグがあるのに加えて、このX-S1は手振れ補正時の映像がヌルヌルっとしつつカクカクした感じで動くので、ずっと見ているとちょっと酔います。

液晶画面を見ながらの撮影なら違和感は少なめでした。

ファインダーと液晶画面はアイセンサーで自動切り替えできるので、その点は使いやすいです。

撮影ついでにおっぴろげモフモフ。むしろモフモフのついでに撮影のような気も。

マニュアルなら月のクレーターも撮れる

前回、今回と掲載した写真は、ほとんどEXRオートで撮っています。

このオートがなかなか秀逸で、風景、マクロ、動体などをカメラが自動判別するので、昼間なら結構そのままでいろいろきれいに撮れちゃいます。

ですが、露出を目いっぱいマイナスにしても、月は明るく光った状態までにしか撮れませんでした。

そんな時はダイヤルをMで。
f8
1/1000秒
ISO 800

に設定し、最大望遠にした満月がこれです。

月部分だけだとこんな画質です。

さすがに一眼レフで撮った月面写真ほどの解像感はないものの、クレーターもわかる程度には撮れています。

X-S1はこんな人におすすめ

  • 一眼レフを使ってみたいけど、レンズの交換が面倒・何本も買う予算はない
  • 望遠レンズとかマクロレンズとか、良く分からない
  • 普通のコンデジよりはきれいに撮りたいけど、画質に強いこだわりはない
  • 1kgくらいのカメラの持ち歩きは耐えられる

私はなかなか気に入りましたよ!

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(WillVii株式会社みんぽす運営事務局)

4 COMMENTS

アバター あんchan

(*゚.゚)ホ・(*゚。゚)ホーーッ!!
マジにすごいズームですね!
びっくりです。
σ(*・ω・`)アタシも、先日富士フィルムのコンデジを購入したので勉強になりました。
ありがとうございました(*- -)(*_ _)ペコリ

アバター デジカメインストラクターのコンプル

お、富士フィルムコンデジ仲間ですね!
私もいまだに10年前に買ったコンデジが健在です。

アバター SHU

凄いズーム比ですね。私なんか若い頃はニコンの50-300mmのズームに驚いてましたから・・・(笑)

アバター デジカメインストラクターのコンプル

ほんと驚きのズームっぷりでした!
一眼は300mm以上のレンズは、重さも値段もヘビーで気軽に使えないですからねー。

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