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まだ寒い今の時期は、お料理の湯気写真を撮るチャンスですよ!
受講者様から「湯気を撮っても全く写らない!」と言うご質問をいただいたことがあります。
鍋物でもドリンクでも、湯気を白く撮るにはちょっとコツがいります。
今回は、ご家庭でも手軽に撮れる方法をご紹介します。
なるべく寒い部屋で撮ろう
暖房ぬくぬくな快適部屋では、残念ながら湯気はもうもうと出てくれません。風邪をひかない程度に寒くても我慢して撮ってください。
寒い部屋で撮っていると、お料理やドリンクも冷えて湯気が出づらくなります。弱まってきたらレンジでチンしてください。
冷える前にちゃんと撮りたいという方は、本番の前にどんぶりにでもお湯(なるべく熱湯)を入れて練習しましょう。
あと、湿度は高めの方が湯気が出やすいので、ほどほどに加湿器をたいておくと良いかと。
黒バックで撮ろう
黒くなくてもいいのですが、色の濃いものをバックにして撮りましょう。淡色のバックでは湯気が同化して見えなくなります。
教室でもカメラ個人レッスンで使っている撮影ボックスは、黒バック布が付いているのでそれを使うと便利です。ライトは、ご自宅にあるこんなスタンドでもなんとかなります。
撮影ボックスとか布とか持ってない!と言う方は、手軽な方法として黒っぽい服を着た人にバックに座ってもらって撮るのもありです。以前飲み会で出たせいろ蒸しの湯気は、それで携帯カメラでもうまく撮れましたよ。
あとバックが黒ですから、カメラの露出補正はマイナスで撮ってください。
後ろからライティングしよう
光を当てる位置も重要です。
お料理の斜め後ろあたりからライトを当てると湯気の細かい粒が光るので、結果として湯気がより白く見えます。
撮影ボックスだと上の写真のような感じですが、ライトがない場合はスマホのフラッシュライトなどでもなんとか代用できますよ。
ちなみにドリンクの湯気はあまりにもモウモウ出ていると「これ飲んだらベロやけどするんじゃ…」という煮え湯飲まされ写真になるので、私はこのくらいが好みですね。
では、寒いうちにやってみてください!