世界一わかりやすいデジタル一眼レフカメラと写真の教科書からのコツ

世界一わかりやすいデジタル一眼レフカメラと写真の教科書を読んでみた

インプレス社の世界一わかりやすいデジタル一眼レフカメラと写真の教科書 を読んでみました。

著者は、写真家 中井精也さん。

「絞り・シャッタースピード・露出…… そんなカメラ主体の解説は置いておいて、“何を、どう撮るか?”をあなた自身に問いかける」

というテキストの売り文句に「それそれ!」と共感したからであります。

私のカメラレッスンの目指すところもそれに近いです。

小難しいカメラの機能を並べられてもカメラ初心者女子はうんざりしてしまいます。

いかに撮りたいものを撮りたいように、きれいに撮れるかということをできるだけわかりやすくお教えできればと考えつつ、日々私はレッスンしております。

ほとんどのカメラ機能はオートで十分

…というタイトルのページがあり、おおっ、そう来たか!と思いました。

 「プロや写真の通はマニュアルで撮らなければならん!というのは過去の話。
 今は高性能になったオートをいかに使いこなすかがポイントなのです。」

との内容でした。

プロカメラマンさんのデジカメ解説本にこう書いてあるのはスゴイですね。

普通、絞りはどうだ、シャッタースピードはああだ、ISOはそれだ、というようなカメラの機能設定がまず解説されているのが当たり前なのに、かなり斬新です。

確かに、昔の一眼レフカメラなどは全部自分で細かく設定しないとちゃんと撮れなかったわけですが(私もフィルムカメラはわかりません)、今のカメラは優秀なので、オートでもかなりきれいに撮れます。

コンデジでも、フラッシュの発光加減をいい感じに調整してくれる機種が増えてるので、暗いところでも自然な感じに明るく撮れる機種が増えました。

私も、「まずは露出補正をしっかり覚えましょう、そして構図もおさえつつ。他の設定はそれに慣れてから!」というのが初心者向けカメラレッスンの基本方針です。

オートでいろいろ撮っていると、もうちょっとこうしたいなーというのが出てくるので、その時に色々な設定を覚えていっても良いと思います。

あまり頭で難しく考えないで、楽しく撮るのが一番!女子は割とその辺うまい方が多いです。

このテキスト、さすがは「世界一わかりやすい」と名前が付いているだけのことはありますね。

構図のコツ 日の丸構図写真はダメ?

人物などが真ん中にただドーン!と写っている写真は「日の丸構図」と呼ばれ、あまりセンスのない写真の代名詞のように言われています。

真ん中でピントを合わせると、ついついそのまま撮ってしまいがちです。

でも、このテキストでは、

「絶対に日の丸構図が悪いわけではありません。
バランスを考えてあえてそこに置くなら、画面の中心や隅に主題を配置してもいいのです。」

と解説されています。

考えた上での日の丸構図なら、訴求力のある写真になりますよ、ということです。

と、いうわけで、電線と木の前ボケのバランスも考えて、おもしろカラス親子を日の丸構図で撮ってみました。

子「かーちゃん、餌くれ」
日の丸構図のカラス
母「はいよ、ほら」
日の丸構図のカラス

子「ガブッ!」 
母「あいたっ!かーちゃんのくちばしごと食うやつがあるかいっ!」
日の丸構図のカラス

2種類の構図で撮ってみよう

日の丸構図しか撮れない!という方には「3分割法とレイルマン比率」についての解説もありました。

カメラの絞りやらシャッタースピードやらよりも、まずは構図を意識することから入った方がわかりやすく、いい写真が撮れると私も思っています。

構図は一眼でもコンデジでも、スマホカメラでも役立ちますしね。

三分割法

構図とはどんなものかというと、三分割法は縦横3分割した交点に主題を置くというもの。

写真

写真

有名な構図なので、写真の勉強をしたことがある方はご存じでしょう。

設定がついていれば、カメラの液晶モニターにこのラインを表示させることもできます。

レイルマン比率

もう一つのレイルマン比率は、画面を縦に4分割する線と、対角線に引いた線が交わるこの4点に主題を置くというものです。

これは鉄道写真を撮るために、著者の中井先生が考えた構図です。

写真

写真

私の電車の写真例は全然使えるショットがないので、猫で代用…。

鉄道は3分割法で撮ると中央に寄り過ぎている感じがするので、レイルマン比率の構図の方がしっくりくるのだとか。

ただ、この時はこう撮る!という決まりごとがあるわけではないので、あくまで目安として、自分がいいと感じる構図で撮りたいものを撮れば良いのです。

ちなみに液晶に構図ラインが表示できない場合は、液晶にテープや保護フィルムを貼って、ラインを書きこんでしまうという荒技もありだとか!

なかなか面白いカメラの教科書でした。

4 COMMENTS

アバター chaco

3分割法、レイルマン比率、初めて耳にしました!
そう言われると、こういう構図の写真見たことありますね(^O^)
ふむふむ、なるほど!!!
ほんとに毎回勉強になります☆
一眼レフのカメラ欲しいなぁ~(*^_^*)

アバター hana

三分割法は教室でも習い、日の丸写真に
ならないようにとよく言われます。
レイルマイ比率ははじめて聞きましたが
鉄道写真も趣味のひとつなので
なんとなくやっていた構図でした。
それにしても、面白そうな本ですね☆

アバター インストラクターのコンプル

>chacoさん
構図を変えると写真全体のバランスが変わるので、
同じ場所で撮っても雰囲気がいろいろ変化します。
一眼レフいいですよー(^O^)/

アバター インストラクターのコンプル

>hanaさん
日の丸構図についてもまた後日記事を書こうと思っていますが、
使い方によって絶対ダメというわけでもないんですよね。
なかなか個性的なデジカメテキストでおもしろいので、機会があれば読んでてみて下さい♪

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