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拾い画=禁止の無断転載
時々ネットで見かけて気になるのが「拾い画」という変な言葉です。
ネット上で保存した画像を転載するという意味で使われているようです。
「拾い画ですみません~」などと言いながら、自分のTwitterXなどのSNSやサイトに無断で他人の著作物である写真やイラストを掲載されている方がいます。
どこから発生した言葉なのかわかりませんが、これは立派な無断転載でやってはいけないことです。
罪の意識なく気軽にやっている方も多いと思います。
妙なパクリネット文化が蔓延してしまって困ったものです。
拾い画は万引きと同じ
たとえて言うと「ちょっと立ち寄ったコンビニでおにぎり拾ってきました、皆さんもどうぞ~」というのと同じようなことなのですよ。
コンビニのおにぎりをお金を払わずに無断で持って行くのは「拾った」のではなく「盗んだ」ので泥棒です。
「画像はお借りしました」も当事者の許可なく無断でやっていたら「借りた」のではなく「勝手に持って行った」です。ご丁寧に「引用」なんて書いて載せられていることもありますが、それも無断であれば引用ではなく盗用です。
ペンを持ってなくて「コンビニのボールペンをお借りしました」と言って無断で店外に持ち出すのと同じ泥棒です。
画像には原価がある
「おにぎりやペンと違って、ネットに載ってる画像なんてお金かかってないでしょ」と言う方がいますが、大きな間違いです。
旅の写真は、カメラマンがカメラや機材を買い、交通費と時間と宿泊費と多大な時間と労力を使って撮ってきた1枚です。
イラストは、イラストレーターさんが画材や機材を買い、絵の勉強の授業料を払ってスキルを磨き、多大な時間と労力をかけて描き上げた1枚です。
どちらも自動的にタダでできあがった画像ではありません。
値段以前に、プロアマ問わず他人の作成した画像を無断転載すると著作権侵害になります。
あくまでも「無断」が問題なので、著作権フリーや転載OKの画像は著作者が決めた利用規約の範囲内で自由に使って大丈夫です。
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ネット上の画像を保存して無断で公開すると著作権法に引っかかります
拾い画無断転載をやっていた方は、今日から画像泥棒はおやめくださいね。お願いします。