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前回の記事、 スマホの写真で差をつけるには三分割法の構図で撮影 で、構図についてのコツを書きました。
今回は 富士通ARROWS F-02Gと、私が先日まで使っていた シャープAQUOS PHONE SH-01F との比較も交えつつ、スマホでどれだけ撮れるかにチャレンジしてみました。
被写体は、私がスマートフォンで1番撮る料理写真と、通算で1番撮っている猫写真でいってみます。
料理は寄って撮るべし
まずは、ありがち「料理撮影失敗例」から。
卓上の食器を全部入れようとするあまり、写らなくていいおしぼり袋やナプキンのくずまで写ってしまっています。上の方からの見下ろすアングルで、お料理の立体感も臨場感もゼロです。
特にスマホのカメラは広角レンズなので、思ったよりも広い範囲が写し撮られるため、余計なものが画面の端に写りやすいのです。
うまく撮るコツは、食べる目線アングルでググッと寄ってみること。多少見切れても臨場感が出て、余計なものが写らない方がよいと思います。
こちらが同じピザを寄って撮ったARROWS F-02G写真。上の写真とは全然違う写りになります。
しかし、カメラの画質はいいとして、やっぱりちょっと暗くて青く写るので、あまりおいしそうではないなあ。サラダの色ならまあいい感じですが。
こちらは比較用スマホ、AQUOS PHONE SH-01Fの写真。露出補正をプラスにして、ホワイトバランスを太陽光にした私の理想の料理写真です。
SH-01Fもカメラの画質が結構いいうえに、オートでしか撮れないF-02Gは、これでは分が悪いですね。
F-02Gの画像加工で料理写真も見違える
液晶画面がきれいで写真撮影もはかどる富士通androidスマートフォンF-02Gにも書いた、ギャラリーから写真表示→〇3つのボタン、ですぐに起動できる写真加工で理想に近づけてみます。
Photoshopの使い方がわかる方なら、右下「+/-」ボタンの「カーブ」を使うのが一番確実にレタッチできます。「トーンカーブ」と同じですね。
- まずはそのままカーブのラインの真ん中あたりをググッと持ち上げて、中間色を明るく
- 次に下の「RGB」と書いたメニューから「青」を選んで下げて
- 最後に「赤」をちょっと上げれば、おいしそうなピザに生まれ変わります
いやー、Photoshopのトーンカーブと同じ操作ができるとは、F-02Gの標準画像加工アプリ、優秀です。
秒間4コマの猫連写
次に、F-02Gのカメラアプリにはスマホにしては高速な連写機能が付いているのでそれで猫を撮りました。
仕様書には記載がありませんでしたが、8Mワイドサイズで秒間4コマ撮れていました。
そして猫着地の1秒間の4コマがこちら。
うーん、さすがにこの速さの被写体はブレますね。ブレてても、3枚目の「壁面に貼りつくイモムシ猫」みたいなの結構好きです。日なたならもうちょっとブレないと思います。
F-02Gの連写で撮った写真には、シャッタースピードや絞りなどは記録されていませんでした。
こちらは薄暗い室内で連写無しで撮ったじゃれ猫(右上)です。暗い場所でもまあまあ良く撮れています。
シャッタースピードは1/33秒でした。低速限界が1/30秒くらいに設定されているようです。
シャープのSH-01Fには連写機能が無いので、連写は比較無しです。
F-02Gは手袋をしていても撮影できる
このスマホには「手袋タッチ」という設定があります。これ、ものすごく便利ですよ!
設定は、下の三本線ボタン → システム設定 → 便利機能 → 手袋タッチ です。
以前スマホ対応の手袋も買ったんですが、フリック(払う)動作がダメでした。フリックしているつもりが何度もタップしたことになってしまって、文字入力などはめちゃくちゃでした。しかも、最後には通電布部分の縫い目が切れて穴が開きました…。
F-02Gは、単なる毛糸の手袋とか軍手とかでもちゃんと反応するんです!フリック動作も問題なし。これは冬の屋外にものすごくいいわー。
ちなみにこの手袋タッチ機能は感度を良くしているようなので、スマホを触ってもなかなか反応しない電気弱め体質な人は常に設定しておくと便利かも。
私は電気女なので、素手で手袋タッチモードだと画面に触る前に空中で反応しました…。